2010年7月29日木曜日

【山行報告】アワラ谷右支流

山域:白山 アワラ谷右支流↑ 湯谷支流↓
日時:2010年7月24日~25日
メンバー:鮎川、下村、浅瀬
お泊りの沢山行ということで、白山 アワラ谷右支流を選択。梅雨明け1週間目で虫が心配。ブヨ・オロロ・やぶ蚊、やだーーーー!!

7月24日 晴れ
4:30、大桑P出発。高速道路を眠い目をこすりながらひた走り、ひとまず平瀬道登山口に行き、自転車をデポ。林道を引き返し、アワラ谷林道の入口で車を止めて沢支度。

7:30、林道を歩き始める。
思ったより気持ちのいいブナ林の中の林道を1時間歩き、アワラ谷に入渓。

8:40、頭上に導水管を見上げながら入渓。



8:42 頭上に導水管を見上げる

しばらくゴーロを歩くと、釣り師が。ニコヤカに追い越して、アワラ谷右支流に入る。
9:34 アワラ谷右支流

心配したブヨ・オロロの類は全く姿を表さない、どうしたんでしょう?
右支流に入った所から、両岸迫り流速は早まる。なんてことない小滝とゴーロを交えながら水量豊富な沢をドンドン進む。



10:54 暑いのでジャバジャバ行く

下半は比較的穏やかな沢。それが20m滝(鮎川さんは16mと主張)を過ぎた頃から滝の連爆になってきて、ザイルを出しっぱなし。
11:25 20mはあると思うんです

 途中の6m滝は、左の壁から右に移る一歩がいやらしく、リードの鮎川さんもなかなか手こずる。

12:53 一歩が嫌らしい

そんなこんなでアワラ谷右支流の目指す先は、2万5千図に描かれる2つの池(鮎川さん命名「双子池」)。源頭部で迷いながら、北陸名産の悪笹薮をヒーヒーいいながらなんとか稜線へ。うーむ、かなり右手に来過ぎてしまったか。

15:15、池を目指し稜線をしばらく行くと、一段下がった所に池とご対面!
15:16 双子池?の弟

高原の池塘は穏やかに水をたたえ、空の青を映す姿は天空の園で遊ぶかのよう。などということは全く無く、どんより濁った溜り水はやぶ蚊を従え、「何しに来たんじゃ?」と歓迎する素振りもない。
もう一つ地形図上では大きく描かれる上の池を目指すが、ここも大して変わらず。やぶ蚊に刺されながらの休憩は、じっとなどしていられない。さっさと退散するに限る。

湯谷下降に移る為、等高線で出来るだけ下り易いルートを目指して斜面をトラバースしていく。目指す谷を見つけて下降していくが、これがもう荒れ谷!白波渦巻く中の下降は、岩が動く動く。安心して足を置ける岩が無い。
17:04 荒れ谷!!

捨て縄をうって懸垂下降を数回し、湖畔へ下るまでテントサイトを確保出来る場所は無い。

19:20、薄暮迫る中、急いで薪を拾い、タープを張って、今宵の寝床を作る。
沢で冷やしたビールと沢の水で割った焼酎、そして暖かくはぜる焚き火に、優しく夜の帳へとみちびかれるのであった。

7月25日 晴れ
朝、ゆったりと起きる。焚き火で作るチキンラーメンはどうしてこんなおいしいいのだろう?

6:30、火の始末をして出発。湖畔左岸のブッシュを行く。所々、踏み跡?というような所もあるが概ね藪漕ぎ。地獄谷から林道を歩き、
8:25,平瀬道登山口に到着。
2名を残し、デポしてあった自転車にまたがり、車を取りに平瀬林道を約8km下り走る。

おまけ
早々に山行も終わったので、会社に行って仕事をしようかと珍しく殊勝な事を考え、高速道をひた走る。と、後ろに白いクラウンがピカーッ!27km/hオーバー。18,000円~(ToT)。。。
皆さん、安全運転で行きましょう。特に富山~石川の県境山越えは要注意です。

2010年7月22日木曜日

山行報告【白山北縦走路~美濃禅定道】

山フウロの西嶋さんが提唱する、白山の加賀禅定道~美濃禅定道をつなぐ「白山加美(神)駈道」。なんと夜中から歩いてワンデイでつなぐもので、数年前から企画されており、今年も秋の3連休に実施が予定されてます。
なんというかその発想が面白い!ということでこの7月の3連休でマネしてみることにしました。
しかしアクセスの悪さで有名な白山。単独行では車の回収もままならぬ、ということで自転車を利用しようと思うのは当然の発想。
Googleマップなどを駆使し、
縦走:鶴平新道~白山北縦走路~美濃禅定道~石徹白
自転車:石徹白~R146~鶴平新道登山口
という周遊ルートを設定。
縦走はコースタイムが25h30m、自転車73kmです。

白山縦走のルート

幸い梅雨も明け、晴天が約束された3連休となった。最先良いね、とほくそ笑む。
足回りは軽さを優先し、MERRELLのハイキングシューズ。
下は伸縮素材のパンツ、上はMarmotの速乾性ロングTシャツ1枚。寒くなったらカッパを着ればいい。
ザックはVAUDEのRock Light28Lの軽量ザック。
中身は、ビバークが十分にありえる為、ツェルトとシュラフカバー、あと簡単なクッカーも入れておく。水をかなり飲む方なので、水筒は1Lと0.5Lと2本をうまく使い分けよう。
行動食は迷ったが、お握り×6個、オカキ、チョコレート、ウィダーインゼリー×2、カロリーメイト、柿の種小袋×3、SOYJOY×2、ポカリスエットの粉×1、カシューナッツ。すべてコンビニで購入して済ませた。

7/17(土)前日は会社の送別会。二日酔いの頭で山行準備に手間取り、家を出たのが17:00。遅っ!
高速1000円を駆使し自転車を下山口である石徹白にデポ。さらに引き返して鶴平新道の登山口に着いたのが、23:00。思ったよりも掛かってしまった。

23:35、コンビニお握りを頬張り、長い長いハイキングに足を一歩踏み出す。
月明かりも無くヘッデンを頼りにとにかくドンドン登るのみ。この鶴平新道、山スキーでは何度も来ているが、夏道は初めて。山スキーで急な上りはこの辺かな?と考えるのも楽しい。
0:30 ヘッデンが無いと何も見えない

2:20 星空の撮影にもチャレンジ 30秒 f3.5 ISO12000

7/18(日)
上に行くほどに風も出てきて、薄着の一枚ではちょっと寒いほど。なのでできるだけ休憩も無しで登る。体調もテンションも悪くない。

1:10、赤頭山。見下ろす「赤頭山直登ルンゼ」、めっこ通称「三宅ルンゼ」は漆黒の闇。この春滑ったのはこのあたりか?はるか下にはR146の街灯の明かり。真夜中の国道には車も通らない。

1:40、野谷荘司山h=1797からは稜線歩き。月明かりの無い夜で、ヘッデンの先は何も見えない。何が楽しくてこんな山行を?と頭の中では自問自答が繰り返される。内省の時を持てるのは単独行の良さである。だからなのだろ、時々無性に単独行、それも体力勝負的な山行がしたくなる。

3:30、妙法山。イカン、ペースが遅れてきた。そういえば最近歩いてなかったっけ。

4:20~4:55、ふと振り返ると東の空が明るい。もう少しで日の出だ。ちょうど良い撮影ポイントにいるのでここで日の出を待つ。・・・しかし、思った以上に待たされた上に、寒い。
徐々に東の空が薄く橙色に染まっていく。毎日繰り返されるこの再生の瞬間。ホシガラスがその時を告げるかのように飛び交う。・・・今、世界が静かに目覚め始める、その瞬間に立ち会う。幸せ。

4:51 太陽の恵み

思ったよりも時間を過ごしてしまった。先は長い、さあ急ごう。

6:45、ゴマ平避難小屋。昨晩は誰か泊まったのかな?という気配がある。
昔、残雪期にやはり単独でここまで辿りついて、冬期入口から入れなかったことがあった。県の方には伝えたのだが梯子が付けられた訳でも無くそのまま。
3月半ばにこの小屋に訪れた人は、冬季入口の面には全く雪は無く扉に手も届かず、かといって同じ面にある1F入口は隙間から吹き込んだ雪で開かず、と難儀することになる。
9:26 白山北方稜線を振り返る


13:00、白山山頂。
北縦走路から白山山頂への道でちょっと道に迷って30分ロス。そういえば夏にあまり来ないからな。
しかし北縦走路は人と殆ど会わなかったが、ここは人で溢れる。トレランの人や巷で噂の「山ガール」も。
13:08 白山山頂

13:30、室堂への下りで膝が少し悲鳴を上げ始める。大丈夫か?俺の膝・・・。と少し不安に。

15:30、油坂の頭。
うーーー、足が上がらねーーー。膝が、、、気力が、、、。
さすがに16時間も歩いてるし、27時間寝てないし。まあ最低限のビバーク装備は持ってるので、なんとかなるわい。幸い天気もいいし、と思うと気も楽。

17:05、別山。
ここまで来ました。それでも驚くのが、こんな時間でも登山道ですれ違う人がいる事。ちょっとちょっと行動遅いですよ。って、向こうから見たら私も同じか。
17:05 月と別山

18:20、三ノ峰。
GWに滑ったのはこの谷だったかな?やはり雪がついてないと斜面は急に見える。あんなところよく滑ったわ。
三ノ峰避難小屋も当然のごとくスルー。夕陽を浴びながら稜線を急ぐ。振り返りみると太平壁が聳える。
18:57 もう陽が沈む・・・

下りは笹やブッシュで足元が見えにくいのと、泥で滑るのと、薄暗くなりかけているのと、膝がヒーヒー悲鳴をあげ始めているのとで、ペースは全く上がらない。うーん、神鳩避難小屋もありか、などと弱気ももたげる。

20:50、着きました、神鳩避難小屋。
もうここで休みたいという自分と、ここまで来たなら下山してワンデイを遂行したい自分との葛藤。下山コースタイムは1:10、じゃあ下りましょう。

22:10、石徹白登山口。
最後の下りで膝がギブアップ。おじいちゃんのような下りでヘロヘロになりながら歩む。と前方から明かりが?と思ったら登山者。私以外にも奇特な方もいるもんですね。石徹白の大杉までが遠かった・・・。さらに大杉からの下りの石段に悲鳴をあげながら、這々の体で下山。

もう、ダメです・・・。登山口を出た所でへたりこんで、靴下を脱ぐ。よく頑張ったよ、俺の足、お疲れさん、けど臭い。
残ったお握り×2を食べ、駐車場の隅に看板を使ってツェルトを張り、シュラフカバーに潜り込む時には0:00になっていた。
硬いアスファルトも快適なベッドの如く、泥のように眠るのであった。Zzz・・・

7/19(月)
7:30、起床。下半身が悲鳴を上げてる。
行動食の余りのカロリーメイトとポカリスェットで朝食を済ます。
そう、まだ計画は終わらないのだ。
自転車で石徹白~馬狩へ、約73km。基本的に下りという事で選んだのだが、満天の湯のある桧峠への上りと、ひるがの高原への上りの2本が待ち構える。
8:30、石徹白出発
自転車は膝には負担が少ない。漕ぎ足のみなので、踏み込み踏み込み進む。それでもさすがに桧峠への上りは自転車を押した。風を切っての下りは気持ちイイーーーー!!
8:45 自転車も楽し



R146に入り、高鷲IC近くのコンビニに入る。
「動物性タンパク質を摂取せねば!」とカラダが肉を欲しがっている為、普段は買わない焼肉弁当を買ってバクつく。ふーひとごこちついたよ。
国道はバイクの人が多く、挨拶をしてくれる人もいてちょっと嬉しい。でもチャリダーの方は1人しかすれ違わず。こんなに楽しいのに勿体無い。
野谷から国道を離れて作業林道を通って、
15:15、鶴平新道入り口到着。
もうヘトヘトだ・・・・。でもちょっと満足。しかしもう2度とすることはないね。

結局は、白山北縦走路~美濃禅定道を22h40mと想定よりも遅れたのは、やはり体力不足か。膝痛も結局筋力不足という事だし。やはり定期的に歩くなり、走るなりの体力トレが大事なのだと実感。

あと余談ながら、油坂の頭でヘロヘロになった時に、ふと思いついて「塩」を舐めた。すると、気力・体力共に一時的に回復。不思議な事に膝の痛みも軽減した。単に塩味の刺激で目が覚めたのか、本当に塩分不足になっていたのか。思い当たる事は、行動食に甘いものが多かった上に、塩っぽいものをあまり口にしなかった。それが長時間行動で普段以上の汗をかき、体内塩分濃度が低くなって、気力・体力を減衰させた事も考えられる。あくまで推測ですが。

2010年7月15日木曜日

「自然人」から原稿依頼が

北陸地方で発行されている冊子で、『自然人』という雑誌があります。

『自然人』

先日、この『自然人』の中の『楽しい仲間 サークル情報』コーナーにうちの会の紹介を掲載させていもらいたい、と原稿依頼の電話をいただきました。
いきなりの事でビックリ!

しかしめっこ山岳会をアピールする良い機会です、是非書かせていただきましょう!

本日、原稿依頼とサンプルの『自然人』が届きました。
『自然人』は読んだことがありますし、実は以前、うちの鮎川さんが沢(確か雄谷川清水谷)の記事を書かれたこともあります。

『楽しい仲間 サークル情報』という記事は、北陸三県それぞれのサークル活動などを紹介するページのようですね。
さて、何を書こうか?

2010年7月12日月曜日

石川労山のステップアップ講習会

平成22年7月10日・11日で、富山県の文登研で、石川労山主催のステップアップ講習会が開催されました。

石川労山HP
ステップアップ講習会

めっこからは、
アシスタント1名(浅瀬)、スタッフ1名(下村)、お目付け役?1名(村中)、受講生1名(福島)の参加。
各会からも多くの方々の参加と、一般の方からの参加もあり、大変賑やかな講習会になりました。
私は、沢コースに張り付きだったので、机上コースの内容はわかりませんが、両コース共に大変好評だったとのこと。よかったよかった。
心配した天候もなんとかもってくれたので、一安心。

家に帰ってギア整理をした所、ザックから見覚えのないザイルが・・・
あっ!、間違えて 文登研のザイルを持って帰ってきてしまいました!
あちゃー。
宅配便で送るか、雑穀谷に岩トレに行く時に持っていくかな。

【山行報告】乗鞍 山スキー

・日程: 2017年12月3日 ・メンバー: K、K村、M井(フウロ) 先週山スキー消化不良だったKさん、M井さんと乗鞍へ。 Kさんの計画書の目的は「運動の一環」!。 Kさん、M井さんは新しい用具のチェックも兼ねる。 先行者を見送ってマッタリと 8:...