【山行報告】越前甲八反滝谷

日時:9月11日(土)
メンバー:鮎川×2、浅瀬
4:30 鮎川邸にて2名をピックアップし、谷峠を越えて勝山へ向かう。
6:30 林道の八反滝を見上げる地点で車を停める。
6:44 林道から見上げる八反滝谷

6:45 八反滝谷入渓。『越の谷』の記録では八反滝谷まで道があるようだが、藪に覆われて不明なため、沢筋から堰堤を越えて、
7:20 八反滝に到着。30mの滝はみるからにヌメヌメしてて難しそうだ。鮎川さんリードで登るが、1箇所嫌らしいマントルもあって手こずる。
7:20 八反滝谷を見上げる
8:31 八反滝谷核心部。ヌメヌメのマントルは怖かった。

9:50 八反滝谷を越える。フォローでも怖かった。
その後二股を右本流へ行くと、6m、10m2段、斜8mと滝が出てくる。
11:26 岩盤が発達した谷

スラブ状の二股を越えた所で小さな噴水に出くわす。「噴泉塔みたい」とヒロエさんは言うが、飲んでみると沢水よりも冷たく土っぽい味がした。なんにしても珍しいもんですな。
11:20 噴水に手をかざす。水は非常に冷たかった

その後一旦谷は開け、流水に沿って行くが、もっと右手を行くんでは?と少し迷う。が、流水を忠実に辿って正解。
12:08 ふたたび谷が迫り、ハング滝に。上空が被った岩から水しぶきが宙を舞って落ちる。ウーン、みるからに厳しそうだ。記録でもかなり手こずってる様子だ。
12:45 ハング滝 下段は右手から中断のバンドに上がって左へ。核心部は草付きから浅いルンゼを直上

下段はヌメヌメして難しそうなので、右から巻くようにしてザイルを延ばし、ハング下でピッチを切る。
ハングの核心は、フラットソールに履き替えて、鮎川さんリードで。このフラットソールが利き、見た目より快適に左手の草付きからルンゼへと越える事ができた。フラットソール様様です。
懸垂で流芯に降りて、10m、10mの滝が続き、あとはドンドン標高を稼ぎ上がる。流水が上まで続き、この山の懐深さを想像する。上部は北陸のネマガリダケと格闘し、
16:47 登山道へ。鮎川×2は越前甲山頂をピストン。
17:20 下山開始。今日もヘッテンか?登山道から林道に降り立ち、暗闇迫る中、
18:58 ヘッテンを出すこと無く真っ暗な中、車に帰着。「ギリセーフや」と鮎川さんはちょっと嬉しそう。
あとは温泉『水芭蕉』(19:00以降は400円)で疲れを癒し、勝山の8番らーめんで腹を満たし、眠い目を擦りながらヘトヘトで帰沢。