【山行報告】仁王山 山スキー

日時:平成23年2月13日
メンバー:高橋、浅瀬
山域:奥利賀 仁王山

粉雪を目指し、奥利賀へ車を走らせる。
高速道路は除雪車に阻まれ、目指す大長谷温泉は手前で道を除雪中。
しばし車で待機して温泉に車を入れると、有名なDr.氏の車がいた(前夜に入れたものの、除雪車の邪魔にならないよう待機
してたらしいです)。

とかなんだかんだ時間がかかり、
8:00、大長谷温泉を出発。

パッと見スーパーラッセルかと思ったドカ雪は、下にしまり雪があるため脛ラッセルでずっと楽チンである。
しかしこのしまり雪と新雪の接合面でゴソッと動く時があるので、2人で「雪崩には十分注意しよう」と話し合う。

林道をショートカットして樹林帯を抜け、第1東屋へ。
天候はお天道様も見え、「帰りまで雪がもつかな?」と心配するほどのお空。
そんな空の下、雪がたんまりのった仁王山の尾根ルートは登りやすい、歩きやすい。

「雪崩柵は埋まってないので滑りはダメかな」「一本下の谷は快適そうなオープンだね」、と偵察しながら登る。
新調したスーパーファットで挑んだ高橋君だが、この程度のラッセルではただ重い板に過ぎず真価を発揮してくれない様子。

頂上直下のリッジ、とまで言わない細尾根は、右眼下に見下ろす谷は、いかにも雪崩たくてしかたなさそうだ。
慎重にソロソロ行く。

山頂到着。
上では天候は崩れ、風と小雪で寒い、視界も無い。

シールを外して下りましょう。

と、これが、もう!♪
適度な斜度に新雪を撒きちらし雄叫びを上げながら滑り下る。
「ひゃほー」「たーのしー♪」
あまりの楽しさに、「もう一本でしょう」と200m程登り返してもう一滑り。
貸切のパウダーを楽しむ。

「いいねー、最高!」
「きっと白馬・妙高なんて人多くてギタギタだよ」
二人で頬が緩みっぱなしだ。

快適に尾根を滑り下り、さらに下から偵察した谷に滑りこむと
これもまた最高に楽しい滑りが待っていてくれた。

そのまま林道に合流し、駐車場に帰着13:40。
丁度Dr.氏も白木峰から下山した所で、「こちらの尾根から見えましたよ」とのことでした。

お風呂に入り疲れを癒して帰沢する。

さて、下山してからスキー板を見ると、片足のビンディングのネジが2本浮き、外れかかっている事が判明。これはもう寿命です。
嗚呼、新しい板を買わないと・・・。
次はTLTか?
GPSロガーを試す。自分の軌跡を空から眺めるのも面白い。