【山行報告】立山 国見岳(山スキー)

日時:2013年4月13日
山域:立山 国見岳(h=2620.8)
メンバー:浅瀬、福田

寒の戻りで山には新雪、そして週末は晴。
となると新雪を滑りに行きたい所だが、気温が上がる予報なので新雪もすぐに腐ってしまう。
標高を上げれば雪もいいのでは?
ヨシ、立山アルペンルートだ!
アルペンルート全線開通は来週の予定で、今週末は弥陀ヶ原まで。
しかしそれはそれで山スキーに入る人も少ないので、貸切の山を楽しめるのでは?





5:30 金沢出発。
7:10 立山駅到着。
やはりアルペンルート全線開通前で車は少ない。山スキーもちらほら。
立山駅も人がまばら

8:00 立山駅出発。
美女平(h=973)はうっすらと雪。

しかしすでに太陽に照らされて溶け始めている。
うー、はやく標高を上げたい!

9:30 弥陀ヶ原(h=1930)到着。

弥陀ヶ原の駅舎も、雪から掘り出してます
 一気に標高を稼いだ!一面真っ白だ。道の両脇には6mの雪壁。
さぁ出発しましょう、立山荘の方から雪の台地に上がる。


標高を上げ過ぎないようにトラバース気味に進む。
歩き始めの樹林帯の中は新雪が溜まっており、福田さんのファットが大活躍。
左手のアルペンルートを観ながら斜面のトラバースを延々と進む。

無風快晴雲ひとつない空、新雪でパックされた雪面はキラキラ輝く。
「気持ちいいですねー」

新雪ラッセルは思ったよりも時間がかかる。

12:00 国見岳のコルへ


うー、雪が腐ってきた…
シールが雪団子で重い。筋トレのように足を前に踏み出す。くぅ、ガンバレガンバレ!

12:50 国見岳(h=2620)到着!

おつかれさまー 。
剱岳、立山、薬師岳、と真っ白な峰々を吹き抜けてきた風がさすがに冷たく、そして清々しい。

室堂ではユンボが除雪を進めてますね。
室堂開通は4月16日。きっと多くの山屋さんが登ってくる筈。
しかし今日の立山はまだまだ静寂の中。


13:20 さぁ、シールを剥がしていきましょう。
念のためシャベルコンプレッションテストもやっておきます。

雪は重新雪ですが、福田さんのファットはこの雪でも威力を発揮してくれます。
「いいなー、オレもファット買おう!」

 


滑ったシュプールを見上げます。ウットリ♪
 谷の滑りはあっという間。
上りのトレースをかっ飛ばし(結構足に来ます)、

14:00 弥陀ヶ原到着。
帰りのバスまで駅舎の中でお昼寝タイム。
 
15:45 最終バスで立山に帰ります。


新雪を求めてアルペンルートを使って標高を上げてみたが、やはりお昼には雪が腐ってしまった。残念。
それでも全線開通前の立山を楽しめたのは良かった。

報告:浅瀬