『山歩きでリフレッシュ』は科学で証明できる


昔、「県連ニュース」2010年6月号に寄せた文章を発掘しましたので、こちらにも掲載します。

「セロトニン」ってご存知でしょうか?

最近、健康を扱ったテレビでもよく取り上げられるようになったホルモンの一つで、心や体のお休みにとても深く関係するホルモンです。
『脳内の神経伝達物質のひとつで、ほかの神経伝達物質であるドーパミン(喜び、快楽)、ノルアドレナリン(恐れ、驚き)などの情報をコントロールし、主に精神を安定させる働きをしてくれる物質。』なのだそうです。
このセロトニンが不足すると感情にブレーキがかかりにくくなるため、ストレスを強く感じたり、うつ病になりやすいなどといったお話も。

さて、なぜこの「セロトニン」の話をするのかと言いますと、何かとストレスの多い現代社会。

癒しを求めて山登りをされる方も多いと思いますが、実は、山登りはセロトニンアップに実に有効的なのですよ。
セロトニンは一定のリズムの刺激によっても分泌促進されると言うお話があって、事実、ウォーキングを始めると、15分程度でベータエンドルフィンが出て、その後続いてセロトニンが分泌されるそうです。
そう!山登りもましくこれ。
山に登って、気持ちのいい空気と景色を堪能し心地良い疲れと共に心身共にリフレッシュ、というのは科学的にも証明できる脳内物質の働きも大なわけです。
ちなみに、成功者と呼ばれ時間が全然ないだろう!っていう人こそ、日ごろの運動を大切にするそうですが、彼らはこれらを潜在的に知っているのでしょうね。