山行報告:立山合宿(後半)

山域:北ア 立山
メンバー:Y田、A瀬、T田
日時:2014年5月4~6日

立山前半組からの報告が上がっているので、私(A瀬)からは後半の報告を。

4日(日) 晴れ
GWの立山駅は、観光客でワンサカ。
7:45にチケット売り場に並び、ケーブルカーに乗れたのは10:50!
うーん、少々舐めてましたわ。。。

やっと室堂に到着し、喧騒を離れ雷鳥沢へ。
雷鳥沢で前半組めっこ山岳会のテントを無事に発見。
さて、時間もあることだし雷鳥沢でも上ることにでもしよう。
快調に雷鳥沢を詰め上がり、剱岳を拝んでいた所、
「お~い」
と、ちょうど前半組が剱沢を上がってきた所であった。
雷鳥沢にて
剱御前荘でメンバー合流(たまたま)

雷鳥沢上部はカリカリであった!
しかし下部は快適斜面♪
 
早くにテン場に帰着し、マッタリタイム。

5日(月) 雨・風
天気予報は雨。
という事でさっさと前半組(3名)は下山にかかる。
周りのテントもドンドン撤収していく。
そしてそんな悪天にもかかわらずT田さんが立山に上がってくる。
「よく来ましたね~」

しかしテントの外は雨と風。
とても行動できる天候では無い、と言う事でテントでチン。

帰る前半組メンバー

そして誰も居なくなった・・・(寂しい雷鳥沢テン場)


6日(火) 快晴

朝から晴れ渡った空に
一同歓声を上げる。

後半組は、3名であるが、山スキー2名とツボ足1名でパーティー分けし、
無線機で定時交信を取り合うことにする。
テントを片し、


ツボ足組(T田さん)は、雷鳥沢を上がり-別山-大走り-雷鳥沢、という周遊ルートへ。







スキー組(Y田、A瀬)は、荷物を背負って室堂山荘へいったん上がる。
ここで荷物をデポ。
昨日の雨が朝の放射冷却でカチカチになり、「クトー持ってくればよかった」と2人で泣きが入りながら一ノ越山荘へシールで上がる。

シールを剥いで御山谷へドロップイン!
広大な斜面に思わず笑けてしまいます。
御山谷の滑り。快適大斜面にニンマリ。

150m下った所から右手にトラバース(デブリがうるさい)し、
シールを貼って、龍王岳と鬼岳とのコルへと上がる。

このコルから国見谷が本日のメインディッシュです。
コルから岩が出ているので、板を手に持って少しだけ下り板を履く。
が、これがカリカリな上に急斜面で、少々手こずる。
しかししばらく降りると快適斜面となり、2人で歓声を上げながら下っていく。
国見谷は上部がカリカリで難儀

h=2050の国見谷の二股まで快適に滑り、三度シールを貼って、国見岳のコルを目指す。
いったんh=2300の台地に乗り上げ、さらにシールでコルを目指すが、これも結構な急斜面でかなり手こずる。

国見岳のコルへ乗り上げ、あとは室堂に向かって滑り下り、室堂山荘でデポ品を回収。
室堂で、T田さんとも無事に合流し、下山。
フ~、大大大満足!!

このルート、室堂を起点に周遊ルートとして面白い、オススメです!