【山行報告】会間交流登山 医王山 大杉谷(沢)

【山行日】2015年7月5日
【山域】医王山 浅野川支流 大杉谷
【メンバー】19名
 めっこ山岳会 A瀬、S下、K村、K、U島、H二三、Y村
 でんでん虫倶楽部 1名
 金沢ハイキングクラブ 3名
 小松ブルーベル山の会 3名
 チャムラン山の会 3名
 白山フウロ山岳会 2名

石川県勤労者山岳連盟で開催している『会間交流登山』。
各会持ち回りで企画を立て、ワーと集まって山行をしましょう、という企画です。
めっこ山岳会は山スキーをしてましたが、今年は『沢のぼり』を計画。
正直な所、各会の方々がよせ集まったパーティーという事でレベルも足並みも揃うが不安…、という事で近場で林道も使える医王山の沢を企画しました。
先週に下見もしましたし、ザイルベタ貼りで行きましょう!


6時半、スキー場に続々と集合。
車を乗り合わせて折谷の集落を過ぎた広い道端に駐車。
山間の田圃の畦道をヘルメットを被った19人でぞろぞろ歩いて入渓点へ。
先週より断然水少ない。

堰堤を越え、最初の平瀬をのほほんと歩き、突然F1ゴルジュにたどり着いた。
ここからお楽しみの連爆帯です。

KさんとNさん(オーストリア人ガイド!)がフリーで上がり、ザイルを垂らす。
ユマールに慣れない手つきの人はベテランに教わりながら続々と上がっていく。


続くF2にはお助けを残して、F3へ。
下見では高巻きを予定してたが、Nさんがサクッと突破してしまいロープを2本垂らし、
Aルート ユマーリングシャワークライミングルート
Bルート 足元の悪いユマーリングルート



人数が大分ため時間はかかるが思ったより順調に滝場を越えていく。

以後、小滝を何度か登り、開けた場所で記念撮影。


さて計画ではここから左岸を登って林道に上がって下山、の予定だったが
5名から「そのまま山頂を目指したい」との申し出。
「う~ん」その気持ちは分かります。
そこでパーティーを分ける事とし、本隊は右手(左岸)の藪を漕いで林道へ上がり、駐車場で着替えて昼御飯前には解散。

山頂組は、私(A瀬)が夕霧峠まで車で迎えに上がって(計画外だったので車を廻してなかった)、14時過ぎに山頂で合流。

今年の会間交流は、医王山+沢と、近場で手堅くまとめたつもりでしたが、クライミング要素たっぷりの塑行となり、参加者みなさんに沢の楽しさを満喫して貰えたようでした。
「さすが『めっこ』さんですね~」は褒め言葉(?)としてありがたく頂戴しようと思います。

報告:浅瀬