【山行報告】焼岳周辺 岩坪山(h=1899.5)

会社の代休と晴天が重なった。これは山に行かなければバチが当たりますな。

しかし今年のこの寡雪です、さてどこにしようか、ルート選定をミスるとヤブ敗退も有り得ます。
ならば、廃止されたスキー場を使えば高度が稼げるのではと思い、前から興味のあった
新穂高温泉スキー場跡地から岩坪山(h=1899.5)、さらにあわよくば焼岳も!と計画。

日時:2016年2月18日
山域:焼岳周辺 岩坪山(h=1899.5)
メンバー:A瀬

予定より遅れて中尾温泉に到着。さらに林道の奥に進もうとしてスタックしてしまい脱出に時間がとられてさらに出発が遅れる。
7:40 中尾温泉奥林道入り口出発
林道の入り口。この先に一度進んでスタックして引き返してきた。

昨日までの雪がうっすら積もった林道をいく。
しかし雪が思ったよりも少ない。1月前に中尾峠への道を行った時とそう変わらない。暖冬だね・・・。
当初予定した取り付き地点も笹と藪が出ておりとてもスキー登高はムリ。
もう少し先に進むと、スキー場の上に伸びるゲレンデ整備用の林道があった。ヨシ、これで登れる。
ゲレンデ用の林道。藪がうるさい所や不明瞭な所もあり。
ゲレンデ用の林道を辿ってなんとか旧ゲレンデのトップまで上がる。
(ゲレンデはほぼ自然に還っており、どこがゲレンデなのかサッパリ分からない。)

尾根に上がろうとシールを効かせようとするが、クラストした雪面にパウダーが載って全くもって登りづらい。早々にあきらめて板を担ぎアイゼン登高とする。こっちの方が早い。
 
尾根上。藪がうるさい。カチカチの上にパウダーでシール登高には悪い。
ファット板を担ぐと流石に重い。ゼーゼー喘ぎつつツボ足で登る。こりゃ体力トレだね。

振り返ると錫杖と笠ヶ岳がドーン!
錫杖と笠ヶ岳がこんなキレイに見えるなんて!


11:55 岩坪山(1899.5) に到着。
(1/2.5万図には表記は無し。『山と高原地図』には記載あり。)
ダベっとした頂上でどこが山頂かさっぱりわからない。
積雪深 125cm


焼岳の勇姿!圧巻です。
 山頂から少し進むと焼岳がズドーンと聳える姿が拝める。
素晴らしいです!
計画ではここから焼岳に行く予定でしたが、時間が遅くなった事と、この雪ではムリ。出直しましょう。けどこのルートから焼岳というのも面白そうです。

12:30 さて、写真も撮りましたし下山にかかりましょう。
下りはパウダーは軽いもののなんせ15cm~10cm下にはクラスト雪。
さらに藪もうるさく、あまり楽しく無い。
サクサクとゲレンデトップへと滑り下り、林道を石に気をつけながら滑って、車に帰着(13:20)。

「新穂高温泉スキー場」の記載は最新の地形図には記載されてません。