【訓練報告】北陸雪崩講習会

日時:2016年2月27~28日
場所:立山山麓スキー場 周辺
メンバー:A瀬、U島、H三、他多数

今年も北陸雪崩講習会(実技)の日が来ました。
けど、雪がない (+o+)。
どんな講習会になるのか?また雪が少ない中で何が出来るのか?不安でいっぱいになりながら講習会当日を迎えました。

朝、開講式です。
2月27日
朝、立山山麓スキー場の駐車場に集合。
開校式の後、各班に別れて講習会を実施します。
私(A瀬)は、山スキー班を担当ということで、富山のH井さんと受講生5名で講習を実施することになります。
みなさん、どうぞよろしくお願いします。


午前中はゲレンデを使わせてもらって、山スキーでのフォーメーションを行います。
ゲレンデを雪崩走路とみなして、安全な行動判断を練習します。
山スキー班は、ゲレンデを使わてもらって講習を行います。

雪崩地形と見立てて行動します


午後は、閉鎖されている金山ゲレンデに移動して、断面観察(積雪120cmしかない・・・)と、コンパニオンレスキューのさわり。
そして最後に受講生から「すごく遠くからビーコンを探してみたいです」と提案があったことから、ゲレンデを私が先に滑ってビーコンを発信モードにし、その後、受講生にサーチモードにして下ってもらいました。
なかなかビーコンが反応せず、ほとんど私の目の前にきてやっと反応してくれる様にビックリ(実際は30mで反応でしたが、感覚的にはホント目の前!)。
ビーコンでの捜索がいかに難しいか体験出来たと思います。
断面観察。しかし積雪が少ないです。。。

コンパニオンレスキューの練習です


夜は、断面観察のデータをピットグラフに書き起こし、講師のM山さんが持ってこられた雪崩エアバッグをデモ。
そして事前学習(宿題)を元にお話をして、お楽しみの懇親会q(#^_^#)p
ウィー酔った~。


bcaの雪崩エアバアッグのデモ。これはガス式です。

そして懇親会です。夜も遅くまで語り合った方も居たようです



2日目 立山少年自然の家の周りで講習会です。
コンパニオンレスキューと、V字コンベア、プロービングのおさらい、をして実技は終了。
最後に川田先生の講義を受けて、今年の雪崩講習会は終了となりました。

コンパニオンレスキュー 2日目

軒下の雪を使ってV字今ベアベルトの練習

最後に、川田先生の講義です。


雪が少なくどんな事になるやら、と不安でしたが、なんとかやりたかったカリキュラムをこなすことができました。
あと、ECT(破壊の伝播を測るシャベルコンプレッションテスト)や破断面の評価方法など新しい知見などを知って私もまだまだ勉強しなければならないんだと思いました。
皆さん、お疲れ様でした。