石川労山 ベルクバハト救助訓練

日時:2016年6月19日
場所:倉ケ岳
メンバー:17名(めっこ 7名)

無雪期の救助訓練を実施しました。
場所はホームグランドといえる倉ケ岳。
本日は、チームレスキューでは無く、セルフレスキューの訓練を実施。
岩場で事故があった時に、手持ちの装備でセルフレスキューができるか?

1次隊・2次隊あわせて17名の参加です

先ずは、1/3の引上げと、1/5の引上げを行いました。
駐車場でシステムのおさらいです。
セカンドのビレイをしていて、セカンドを引き上げるという想定です。
ルベルソの支点ビレイからの、1/3システムの構築。
そしてここから1/5システムへ移行します。
プーリーやリボルバーがあれば折り返しに掛かる力が減って楽ですね。


システムを理解したようなので、岩場に移動します。
終了点に上がって順番にセカンドを上げていきます。
が、1/3ではヒト一人を上げるのも大変!イヤ無理です!
1/5でようやく上がるものの、ザイルの伸びがロスになってしまいます。
ここは工夫が居る所ですが、私らのチームは『KONG社 DUCK』があったので、コレをボディーに装着してザイルを引き、ザイルの伸び分を引き上げながら体を戻すという動作でバッチリ(分かり難い?)。

ザイルを引いた後、体を上げる際にザイルの伸び分が戻ってしまいます。ここでは『DUCK』を使ってザイルのテンションを掛けたまま体をあげています。

という訓練をしている間に、雨がポツリ。もう少し保つ予報でしたが。。。

駐車場に避難し、『カウンターラッペル』のデモンストレーションを実施。
本当は岩場でもやろうと思いましたが、ダメですね。
午後は少し残念でしたが、救助隊で集まって、こうしてザイルを結んだりしながら交流するというのも大事なのです。皆さん、お疲れ様でした。

以上