【山行報告】高三郎山コシアゲ谷右岸スラブ(弁慶岩)

日時:2017年9月23日(土)
山域:白山系 高三郎山コシアゲ谷右岸スラブ
メンバー:A瀬、K、O阪

以前、K村さんから見せてもらった写真に写った山奥の大スラブ、
「高三郎山コシアゲ谷右岸スラブ」(弁慶岩)に行ってきました。
見せてもらった写真に写る大岩壁「弁慶岩」
googleMAPでも大岩壁はハッキリ見て分かります(便利な世の中ですねー)



県道ゲート(5:45)→犀川ダム(6:45)→コシアゲ谷出合(9:30)→右岸スラブ取付き(10:30)→敗退決定(13:30)→犀川ダム(18:10)→ゲート(19:50)

犀川ダムの遥か手前でゲートが閉められており、延々と歩かされる。
(途中で、木から逃げ下りる熊に遭遇!)
犀川ダムからは荒れ果てた林道を歩き、歩き、歩き。
倉谷集落を過ぎると更に道は悪く不明瞭。
倉谷川に下りて河原を歩き、やっとコシアゲ谷の出合いに。長かった―。
ゲートを出発です

犀川ダム沿いの道は自然に還ってます。グチャグチャ。

倉谷集落跡の先の木道

道が不明瞭なため倉谷川沿いに行きます


ここから小一時間で、右岸スラブ(弁慶岩)の取付きと思われる地点に。
最初は藪を漕いで岩場の基部に上がり、ロープを出して登っていく。
コシアゲ谷から見上げる「右岸スラブ(弁慶岩)」


うーん、確かに「大岩壁」なんだけど、思った通り寝てる。
下部は支点は途中のブッシュで取りながら登り、
上部では全くプロテクションが取れず、ハーケンで終了点を打つまでノープロ。
ここで13:30。

 上部に抜けるまであと2ピッチ。下降時間を考えるとここで悔しいがタイムアップとする。
ハーケンと捨て縄を残置し、4ピッチで沢筋に下り立つ。
下部は濡れてるので、沢靴のままで上がる
 
斜度は寝てる

ここでタイムアップ。


長い長い下山に、犀川ダムからはヘッテンを灯し、途中で獣の気配にビックリさせられながら車に帰着。


装備は、タブル8mm×60mを2本。支点は、立木とハーケン(カム、ナッツは使用せず)

※修正
「コシアゲ谷左岸スラブ」と書いていましたが、「右岸」の間違いでした。
本文は修正済みです。