【山行報告】真川 岩井谷

日時: 平成30年8月18~19日
メンバー:A瀬、K村、T橋、M崎
山域: 北ア立山 真川岩井谷~薬師峠~折立

泊りの沢なんて思い起こせば7年ぶりで、今回は登るというよりは、釣りと焚火を楽しんできました。


有峰林道のゲートオープンと同時に折立に向かい、臨時駐車場で準備をしてから林道を歩き岩井谷の入渓地点に向かう。
入渓してからしばらくはゴーロ歩き。その後もゴーロ歩き、ひたすらゴーロ歩き。
ゴーロというが岩がでかく泊まり装備を担いでの大岩の乗越しはかなりきつい。

かつて遡行した鳶谷を過ぎたあたりで、とりあえず一振り竿を出す。
K村さんに捕獲してもらった川虫をエサに瞬殺で1匹ゲット。幸先のよいスタートにほそく笑んでしまう。

その後も単調なゴーロ歩きを続け、40m多段の滝に到着。
トポでは右岸を巻くようになっているが、ネット情報を頼りに左岸のルンゼを詰めて尾根を乗越して沢に戻ると、簡単に巻くことができた。

巻き終わった地点で時間は早いが幕営することとし、A瀬さんとM崎君に焚火と寝床の準備をお願いし、T橋とK村さんで食料調達に出かける。

テンカラ釣り師のK村さんはあっという間に人数分のイワナを調達終了。
T橋もテンカラにならい、エサ釣りから手持ちの毛ばりの提灯釣りに変更してみると次から次へと釣れてしまい、小物はリリースして、人数分を揃えて食料調達終了。
毛ばりの魅力に取りつかれそうである。

幕営地に戻ると既に焚火がおきており、早速ビールで乾杯。
その後、イワナの塩焼きやウインナー串焼きなどをつまみに酒宴が大いに盛り上がる。

翌朝は、釣りをしない二人には申し訳ないが、しばらくは釣りをしながらの遡行とさせてもらう。
テンカラ釣り師は一撃一魚であるが、提灯釣りのT橋にはあたりなし・・・、あったとしてもばらしてしまう有様で情けなし。
テンカラはなんと合理的な釣りなのかと感心させられる。

なんとか一匹を釣り上げたところで納竿とし、遡行に集中し、10時頃に薬師峠に到着。

峠からは北アルプスの雄大な眺めを楽しみながら登山道を下り、13時前に折立に帰着。
2日間の行動で痛めた筋肉を温泉で癒して金沢に戻る。