【山行報告】湯川/瑞牆十一面Joyful moment



日時:2018年11月3~4日
メンバー:T野、N盛、M崎
山域:11月3日 湯川、11月4日 瑞牆


湯川(11月4日)
早朝に金沢を出発して、お昼前に湯川の岩場に到着すると沢山のクライマーで賑わっていた。
ひとまず空いているデゲンナー(5.9)でアップを済ませて、台湾坊主(5.10a)と北風小僧(5.10a)を登る。
どちらの課題も凹角をステミングして登る課題なので腕よりも足が疲れるが何とか一撃で落とす。
最後にコークスクリュー(5.10a)をトライしするも上部のコーナーフレークで力尽きテンションが掛かってしまい宿題が残ってしまった。
その後、瑞牆山自然公園まで移動してテントを張り、鍋をつついてこの日は終了。




瑞牆(11月5日)
瑞牆十一面岩奥壁 Joyful moment(5P、5.9)
瑞牆山の十一面岩は瑞牆自然公園から一番目立つ立派な岩峰であり、簡単に楽しめるマルチがあると言うので今回のルートを選択。
この日はお昼頃からの天気が怪しいため、朝方暗いうちからアプローチを開始する。
アプローチの途中に現れる十一面岩壁の見事さに感動しつつ、約1時間半くらいで取付きに到着。

1P目(5.9、20m)M崎
見た目とは裏腹に以外と悪いコーナークラックを左上していく。
日差しがなく風が吹いているため非常に寒く、指先がかじかみ余計に悪くなる。

2P目(5.6、10m)N盛
ほとんど歩きのピッチ。ハイハイトラバースと言われるピッチのため、みんなでハイハイする。

3P目(5.9、35m)T野
コーナーフレークから始まるザ・フェースといった感じのピッチ。
快適なガバを掴みながらの楽しい登攀が楽しめる。
3P目の終了点に着くと太陽が顔を出し、暖かい日差しに3人ともこの日一番のテンションで喜ぶ(しかし直ぐに日が陰る)。

4P目(5.8、15m)M崎
このルートのメインディッシュで短いワイドのピッチ。
ハンドジャム、フィスト、リービテーションを駆使して猛烈にハッスルし、何とか登り切る。
登り切った後は、T野さんとN盛さんのハッスル具合をビレイしながら高見のホクホク顔で見守る。

5P目(5.7、25m)N盛
4P目の終了点から15m程歩き、短いコーナークラックを登って奥壁のピークにトップアウト。
ピークはガスっていて展望はない上に風が吹いていて寒いので早々に下降する。

お昼頃には駐車場に到着し、増富の湯で汗を流して、金沢に帰りました。