【山行報告】米子不動

日程:2019年1月19日〜20日
山域:米子不動
メンバー:M崎、他3

米子不動は今の自分にはオーバーグレードなエリアですが、経験豊富な大先輩方の力を借り、行くことができました。

1日目(1月19日)晴
米子不動に向かう林道は雪が積もっており、車で入れる限界まで突き進む。
そこから8kmの林道を歩いた後、テントを設営し、米子不動の入門エリアとなるウラノ沢エリアに向かう。
アプローチ途中の見晴し台からは多くの氷瀑が見え圧巻だった。
見晴し台から少し歩くと「奇妙ノ滝」と「十八幅滝」が見え、ここで2人2パーティに分かれて、自分は十八幅滝を登ることとした。

◎ 十八幅滝(V−、2P、60m)
近くで見ると中々迫力があり萎縮してしまったので、1P目は先輩にお願いする。
1P目は傾斜70〜80度程でフォローで登っているうちに体も温まる。
2P目は下から見ると緩く見えたので意気揚々とリードしたが、実際は10m弱のバーチカルがあり、レストの嵐によりノーテンションで登り切ることが出来た。
見晴し台からは氷瀑群が圧巻!

十八幅滝(V−、2P、60m)
因みに「奇妙ノ滝」も氷結良好で面白そうでした


2日目(1月20日)曇りのち雪
この日は大沢エリアの「不動戻し」を登ることとするが、中々のラッセルでアプローチに3時間程要した。
また、取付きに到着する頃に雪が降り始める。

◎不動戻し(Ⅵ−、2P、100m)
デカくてビビる。流石に自分には厳しいので先輩リードで自分はオールフォロー。
1P目は傾斜70度程のシャワーを浴びる推氷を20m程登り、そこから上は20m程のバーチカルで、残り20mは傾斜80〜85度程。
フォローで登っても厳しく、小まめにレストをしながら慎重に登り、何とかノーテンションで上がり切る。
2P目は30m程の傾斜70〜85度程の氷壁で残り10mは雪歩き。
1P目に比べれば緩く短いので随分と気が楽だった。
トップアウトし2回の懸垂で取付きに戻ると、強まりだした雪で車がスタックしないか心配になり始める。

さっさと撤収し、テントを畳んで車まで戻ってみると、思っていたより雪は積もっておらずスタックせずに済んだ。
その後、味ともで夕食を食べて解散し、金沢に帰りました。


不動戻し(Ⅵ−、2P、100m)

不動戻し1P目