【山行報告】利賀 仁王山(山スキー、ボード)

日時:2019年1月27日
山域:利賀 仁王山(山スキー、ボード)
メンバー:K(ボード)、K村(スキー)、S田(スキー)

前日のドカ雪で、利賀はさぞかしラッセルが大変だろうという心配とは裏腹、現地は意外に積雪少な目。大長谷温泉までの道路もきれいに除雪されていた。
登山口の大長谷温泉駐車場に着くと「久しぶり〜」の声。福井山岳会のゲンちゃん達5人パーティーが既に準備中だった。ゲンちゃんとはもう10年以上前に何度か山スキーをご一緒したことがある。今日は仁王山の北面を滑るのが目的らしい。
彼らの先行トレースのおかげで登りは楽をさせてもらい、出発から4時間弱の11時前にはピークを踏む。小雪はチラチラ落ちているが、風もなく穏やか。昨日からの新雪が40cm程度乗った状態で積雪量は麓1m、上部1m50cmくらいだろうか。昨日の降雪が無ければ今日の山行は結構大変だっただろう...
数年前に滑った仁王山の記憶は適度な斜度のオープンバーン、快適パフパフパウダーのイメージしか無かったのだが、今回はまだ埋まっていないヤブがうるさく、樹林帯は細かいターンを強いられ、今一つ。何とか短めのオープンバーンと下部の比較的疎林のツリーランは楽しめたが、あと1m50cmくらい積雪量が増えれば、全行程、楽しい滑りが堪能出来そうだ。
今シーズン初滑りのK村さんは登りも下りも結構苦労していたが、雪との格闘も楽しそうだった。Kさんは今回長めのボードで取り回しし難そう。私(S田)は新調したファットスキーで4回目。少しは慣れてきたが、まだまだ太板の性能が生かせていない。それでも毎週山に通っていると身体は山に馴染んでくるようで、段々楽にはなってきている。
13時過ぎに駐車場に戻り、のんびりした雰囲気の大長谷温泉で汗を流し、まったりして帰途に着いた。もう少し雪の量が増えたら是非再訪したい。