【山行報告】白山 平瀬道

日時:2019年12月28日-30日
山域:白山 平瀬道
メンバー:S田、T原、A瀬、(他3)

信じられないほど雪の少ないこの年末。「こんなに雪が少ないんなら白山行けるよね?」と白山 平瀬道に計画決定。
避難小屋を積極的に使い軽量化で臨んで行ってきました。

12月28日
朝3:00過ぎに集合し、平瀬ゲート前に5:00到着。準備を整え、ヘッドランプを灯し、雪が薄くのっただけの林道をスタート。
9:48 13km歩きようやく平瀬登山口に到着。フー、長かったー。けど林道ラッセル無しで来れたのは寡雪のお陰か。
登山口でワカンを履き、チビラッセルで進む。雪が少ないので登山道をほぼ忠実に進むが、藪が少々うるさい所も。
途中の[4km][3km][2km][1km]の標識に励まされ、大倉山の手前のアップダウンに騙されながら、ようやく大倉山避難小屋に到着(15:15)。
避難小屋の正面入口は開かないので、施錠されていない窓から潜り込む。
快適な避難小屋をさらに快適に過ごすため、ツェルトを組合せてテントを作成。中で火を焚くと「ふー、温ったかいねー」とホッとしますね。
5:19 平瀬ゲート前で準備

7:42 間名子谷。ようやく林道歩きも半分

9:48 平瀬登山口でも雪が少ない

11:50 雪が少ないのでブッシュもうるさい所も

14:26 目指す白山が見えてきました

脛ラッセル。大した事ないです。

15:13 ようやく大倉山避難小屋に到着

避難小屋の中でツェルトテントを張ります。快適♪

そして水作り

12月29日
大倉山避難小屋は携帯のアンテナが立たない。事前の天気予報では29日は晴れ。これは是非とも白山の山頂に立たなければなりませぬぞ!
5:30 ヘッドランプを灯して出発。
しばらくすると薄明るくなりだし、北アルプスのシルエットが浮かび始める。
もうしばらくで太陽が昇る予感にブルっと震える。白山が茜色に染まったと思い振り返ると、太陽が北アルプスから昇り始める。
「わぁー」
皆で感嘆の声を上げる。
「わたし、この瞬間、生きてるなって実感します」
太陽に背中を押されながら、ほどよく締まった雪にアイゼンをサク、サク、と効かせながら歩を進める。
室堂平に出ると、さすがに風が少し強くなってくる。
目指す山頂は指呼の間。一列になってゆっくりと山頂を目指す。
8:50 白山 奥宮にて皆で並んでお参り。
白山に登らせていただき、ありがとうございます。
そして山頂で記念撮影。

山頂でしばらく過ごし、名残惜しいですが下山にかかります。
下山はサクサクと進み、10:40に避難小屋に帰着。
計画よりもかなり早い。
天気予報では明日は雨。それならば本日中に降りてしまいましょうと意見が一致し、荷物を片付けて下山にかかる。
14:00 平瀬登山口に到着。
6:50 振り返ると北アルプスがシルエットに浮かんでいます

7:05 令和元年12月29日の夜明け

7:21 朝焼け照らされた山を快適に進みます

7:45 室堂平は風と雪の平原です

8:58 白山御前峰

山頂でそれぞれおもいおもいに過ごします

9:24 さぁて、下山にかかりましょうか

下山は早いです。

10:48 大倉山避難小屋に帰着