【山行報告】火打山(中退)

火打山に山スキーに行って、雪崩危険のため中退してきました。
日時:2020年3月29日
山域:頸城 火打山
メンバー:N盛、A瀬

めっこ総会を終えて、金沢を2:00出発。
道中は雨、そして笹倉温泉は雪。
笹倉温泉で2人で、「眠い」「天気悪い」と仮眠を取る。それなら金沢出発は3時でよかった。
5:50 出発。林道に雪が乗っててシール歩行ができる。
先行者を追って九十九折を上がり、途中(h=1200あたり)から火打山川に降りてアマナ平へのルートをとる。
天気は雪は止んだがガスって視界が効かない中、火打山北東尾根ルートを目指す。
GPSを見ながら急な尾根ルートをジグを切りながら上がっていく。
無風でガスがかかり、めちゃくちゃ蒸し暑い。なんだこの天気は?!
そして稜線下、h=1850のあたりで、先行のN盛の足元雪が切れて、ズリズリと雪崩れていく!
雪崩巻き込まれる事はなかったが、大変イヤらしい積雪状況である事に、2人で
「やめよう」
と意見が合致する。
下りも『点発生湿雪表層雪崩』を起こし、その雪崩面を滑りながら、慎重に尾根ルートを下っていく。
アマナ平に到着して2人で
「キンチョーしたー!」「よかったー。これで安全圏だ」と言い合う。
下りはトレースをボブスレー。
14:55 駐車場に帰着。
なお駐車場で他の人に話を聞くと、その方も焼山h=1900で敗退したとの事でした。


駐車場出発は昨夜からの雪が。
ガスガスの中、アマナ平を進む。GPSが無いとサッパリ分からない。

北東尾根を上がっていく。結構な急登

雪崩れた雪面

ピットチェック。
一昨日?の雨が入った雪面の上に、新雪が20~30cm載ってる。結合は悪い。


切り込み隊長、N盛くんを先に行かせる。デロデロと雪が雪崩れていく。

雪崩面を滑るのが安全
火打山川のルート(下山時に撮影)。ここが一番狭い箇所。雪割れは無かった。