【山行報告】白山 砂防新道

日時:2020年4月25日
山域:白山 砂防新道
メンバー:A瀬

外出自粛や山行自粛と言われている中であるが、山には行きたい。
山中には新型コロナはいないので、感染リスク(感染するリスク、感染させるリスク)が高いのは同中での立ち寄りでしょう。
では自宅から直で往復できる山、といえばやはり白山。
ちょうど24日に別当出合まで開通したというので、白山 砂防新道に行きましょう!

夜中に自宅を出発。
白山公園線の白山展望地点に車を停めて、星空撮影をしながら仮眠。
(軌道撮影をしようとして、カメラの設定ミスで失敗。悲しい)
仮眠から起きて別当出合に向かうと、道中は雪。
車はスタッドレスなので問題なく進んでいくと、途中で側溝に後輪を落とした車が。
「あれ?」と思ったら山岳会の知ってる方でした。
他車の方も助けてくれようとしたが、場所が悪く牽引が出来ない。結局ロードサービスを呼ぶ事なり、「現地到着まで2時間かかります」と言われ、あとは何もできないのでお別れして別当出合に。

7:48 別当出合を出発。車は10台くらい停まっていた(車を見たらノーマルタイヤも数台)。
新雪が別当出合で15㎝ほど。駐車場所からシールを付けて歩き始める事ができた。
トレースもバッチリで楽させてもらい、快晴の空を眺めながらどんどん上がっていく。
「ん~、気持ちいい」
このところ新型コロナで世の中がおかしな雰囲気で、知らずに自分も影響を受けていたのだろうか。
山の空気に触れ、山の雰囲気に囲まれ、何も変わらない山の姿に癒されていく感じ。
10:00 甚之助避難小屋は、冬季入り口が顔を出していた。
今日は出発も遅かったので、山頂にはこだわらずにノンビリしよう。
足取りも軽く、シールを利かせながら無心に足を進めていく。
弥陀ヶ原から少し風が出てきて、雪もクラストした箇所も出てきた。
室堂平に上がると山頂が見える。
そうなると山頂にも立ちたくなるのが人情です。
スキーアイゼンを持ってこなかったので、直下のクラストを避けて左手から稜線にあがる。
12:50 白山の山頂に到着。
エビの尻尾に覆われた奥社に手を合わせ、白山に上らせてもらったことを感謝する。
滑りは上部はやや重の新雪を楽しみながら、甚之助から下は腐り新雪に難儀しながら滑る。
(今日はファット板が正解だった)
中飯場で板を担ぎ、雪融けが進んだ登山道を兼用靴で足が痛いよー、と思いながら車に帰着(15:06)。
還りは、道中の温泉も我慢して自宅へ直行。

別当出合は新雪。スタートからスキーで行けた。

吊り橋にも新雪が。当然スキーで歩きます

甚之助避難小屋

室堂は半分雪の下。鳥居は?

白山山頂が見えてくると、俄然やる気になります

エビの尻尾に覆われた山頂

もはや芸術品です

急斜面ですが雪は安定

今日は細板でしたが、ファット板の方が快適だったかも

雪はすっかり解けてしまいました

星空撮影。こんな事してるから寝坊するのです。