【山行報告】鍬崎山

日時:2020年6月21日
山域:鍬崎山
メンバー:M宅(由)

春に上市に通っていたころ大日岳の後ろに端正な姿の山が心に残っていた。
北陸のマッターホルンといわれる「鍬崎山」
雪の季節は残念ながら終わったけどイザ!

累積標高差が1800mを超えるため、少しでも時間短縮を考えて、登山道のないリフト横の斜面から。
初めはきれいに草が刈ってあったが、いつのまにか獣道に変わり、胸までの藪漕ぎになってしまった。
朝露で服を絞れるくらいびしょびしょになりつつも突進。
リフト上で登山道に合流してほっ。
水力発電導水管横の遊歩道は整備されすぎず心地よい道が続いた。カエルか虫か鳥の大合唱が続く中、木々が薄くなり、虫がだんだんとうるさくなってきた。大品山との分岐から一旦下り、展望のよい快適な道が続く。単独登山者とすれ違いながら鍬崎山への階段を一歩一歩。
頂上では、奥大日山・剣岳・立山の主稜線の山々が眺望できて満腹。
下りは一気に駆け降りるつもりだったが、大品山から瀬戸倉山の下りに差し掛かり、延々とつづく階段に、ひざの調子の悪さも重なって、テンション下がりまくって終了。
昔話では、白山の神と立山の神が、鍬を使って山の高さを競いあった際、こぼしたのがこの鍬崎山。
また、戦国時代の富山城城主の佐々成政が数百万両の軍資金を隠したとされる埋蔵金伝説もある。
なにはともあれ、雪の季節に再度トライしたい。

(自宅3:15-登山口4:45~5:05-分岐8:05-鍬崎山10:05~10:35-大品山12:10-瀬戸倉山12:50-14:15下山)