【山行報告】乗鞍岳 阿多野郷川真谷(小事故あり)

日時:2020年8月8日
山域:乗鞍岳 阿多野郷川真谷
メンバー:S田、T原、A瀬



お盆前半の天気予報が読めない。
北陸は悪いし(結局、日月は晴れマークになった)、みなかみ市は遠い(こちらは悪くなった)。乗鞍岳が土日は少し良さそうです。
行ったことが無い山系の沢、前から興味がありましたので行きましょう!

朝4:00、金沢を出発。高速代をケチって下道を走る。時間がかかって8:00にキャンプ場に到着。キャンプ場から先の林道は豪雨で荒れ荒れ。とても車では入っていけない。
新型コロナで休業中のキャンプ場の脇に車を停めさせてもらう。
8:14 林道を歩き始める。ゲートには登山ポストが設置されていた。地形図にも記載されていない阿多野郷コースなんて歩く人が居るのかね?
8:49 ようやく真谷に入渓。しばらくは平凡な沢歩き。小一時間ほどで小滝が出て、ナメ滝なども出て楽しませてくれる。
20mの滝は右岸からS田さんがスイッと超えた一歩が怖くロープを出してもらう。
やがて小釜をもった小滝が現れ、天気さえ良ければ泳いでも楽しそう。しかし今日はあいにくの空模様で寒い、ドボンは遠慮したいのでへツる。
そして小滝が連続して現れ、30mトイ状滝が現れ左岸から大きくハイ松を掴みながら巻く。

詰めの雰囲気から水が枯れてきて、所々嫌らしい壁(枯滝)が現れる。

薄被り4mの枯滝を上がった所で手足が出ず、左側から登ったS田さんにお助けを出してもらい越える。T原さんも後から上がって、ヨシと、お助けから手を離した所で体制を崩して滑落!
「T原さん!大丈夫ですか!!」
「・・・ウウゥ、大丈夫。。。」
左側から上がってきたが、「痛ッ、肋骨にヒビが入ったかも…」「しかしなんとか歩ける」。
と言うので頑張って歩いてもらう。

15:08 稜線に到着。ガスガスとカゼカゼで寒い。
急いで下山にかかる。阿多野郷コースはほとんど廃道状態。
薄っすらした踏み跡と、ケルンと、ピンクとブルーのテープを頼りに、笹をかき分け、道を探しながら、やっと黒谷の登山口に下山(18:00)。
長い林道を歩いて車には暗くなった19:00に帰着。
疲れたー。

予定ではここで1泊し、翌日は阿多野郷川東谷に入渓だったが、T原さんの肋骨が心配なのと、もうお腹いっぱい歩いたので帰沢する事にする。
T原さんは病院に行ってレントゲンを撮ったが大事はなかったようです。けどマダニに噛まれていたそう。。。


8:33 車止めゲートに新しい登山ポストが設置されていました

8:48 真谷にかかる橋から入渓します
9:13 しばらくは平凡な沢です

9:43 快適なナメ滝です
9:47 楽しく進みます

9:59 気持ちのいいナメ滝です
10:05 直登できる滝がボコボコでてきます
11:03 
11:13 高原の雰囲気ですね
12:16 30mトイ状滝を巻きます。うっすら踏み跡を辿ります。
12:41 天気が良ければシャワーも楽しめるのですが。。。
13:15 詰めまでもう少しです
14:17 稜線に詰め上がります
15:08 ようやく稜線に到着しました~
16:14 下山です。この写真は踏み跡がしっかりありますが…
18:59 車に帰着しました
下山ルートはGPSが活躍してくれました