【山行報告】比良山系 堂満岳1ルンゼ、中谷αルンゼ

日程:2021年1月16~17日
山域:比良山系
   1月16日 堂満岳1ルンゼ~武奈ヶ岳
   1月17日 中谷αルンゼ
メンバー:I垣、F田(ベルグラ)

1/16 雪や天候の不安があり、比較的予報の良い比良山系に行くことにしました。
イン谷口登山口から入り、取りつきへ。意外に凍って歩きにくく、登山道で早々とアイゼン装着。計画では1ルンゼから中央稜に取付く予定でしたが、途中に凍った小滝がちょいちょいとあったりして楽しめたので、そのままルンゼを詰めていきました。堂満岳直下まで雪で埋まっていて踏み抜きは多かったですが快適な登りでした。途中から本降りの雨でかなりびっしょりになりましたが、堂満岳に早く着いたのでばっちりトレースのある登山道で武奈ヶ岳へ。堂満岳以降は風も強くなり武奈ヶ岳山頂でも真っ白で何も見えませんでしたが、積雪期に来てみたかったのでちょっと嬉しかったです。昔はスキー客で賑わっていたという八雲が原を通りぐるりと一周して下山しました。登山口にテントを張り、夜はのんびりしました。



 
1/17 志賀駅に移動し車を停めて民家の間を迷いながら林道へと抜けます。林道終点あたりはすでにかなり崩壊していました。手作り感満載の崩れかけた梯子を上り、堰堤に下りたら取りつきです。しっかりとしたケルンがありました。昨日よりも沢登りの要素が強くてアイゼントレーニングにも良い感じでした。途中に大きなチムニーがあり、F田さんが空身で登り、私はフォローだから大丈夫かなとザックを二人分背負ったら身動き取りにくくて、バタバタともがきながら何とか上がりました。記録では谷はとても崩れている箇所もあったようですが想像していたほどではなく、そして狭い谷でしたがここ数日の暖かさで雪も殆ど落ち切っていて雪崩の不安もなく楽しむことができました。クロトノハゲへの登山道に出る直前が一番晴れて琵琶湖まできれいに見えました。帰りは晩秋のような登山道を歩いて下山しました。