【山行報告】猿ヶ馬場山

 

日時:2020年12月29
山域:猿ヶ馬場山
メンバー:N盛 他3

https://yamajinmagazine.com/yamaski-10


12月末になった訳であるがなかなか雪が降らない、前回の三方岩岳の時には一気に降雪があったがそれ以降しっかりした降雪はない。
どうしようかと迷っていたら「猿ヶ馬場山に行く!」と髭さんが。
パンダおじさんのトレースもあるので不安はない、行くしかない!
髭さんに連絡をして一緒に行くことに、本当に髭さんの人間性は素晴らしいと毎回のように思う。
常に人の事を気遣う事ができ、彼の周りに笑顔が増える。

髭さんの他にパイセンとN山さんがくることになった。
パイセンは立山ワンデイで一緒になった。

四時半に駐車場に集合、金沢からは約1時間で着く白川は本当に最高の場所だと感じる。
5時前に出発白川郷へスキーを担いで向かう、誰もいない観光地を進む感覚は悪くはない。

スキーを履き林道を進んでいく、すでに登りと滑走トレースが付いている、パンダおじさん達のに違いない。
他にトレースはなく今日のPTは我々だけのようだ。

ヘッデンの灯りのもとガンガン高度を上げていく、パイセン・N山さんが非常に力強い。
なんとか足手まといにならないように足を進める。

「尾根道から行きたい」と髭さんの意見により沢を積めるのではなく、最初に尾根に上がるルートを選択。
尾根に上がる急登が少し疲れたがいい練習となる。
尾根に上がってしまえば快適なツアーが始まる、非常に良い天気に恵まれた。

パンダおじさんのトレースに合流してから、トレースを利用させてもらいながらピークへ向かう。
ピーク手前のモンスター群を間を縫うように進んでいく、景色が開けてくると雲海が姿を表した。
とりあえずみんなで感動して記念撮影。 少し風が吹いてきたのでさっさと降る。

上部は快適なツリーラン、意外といい雪でかなり板が走った。
なぜか無意味に息込んでいた私は、何回か転んでしまった・・・ それにしてもツリーランは面白い。
危険も多いのでそれらを理解して遊ぶ必要がある。
残念ながら下部の雪はかなり悪くなっており、非常に難儀した。藪も結構出ていたのでもう1振り欲しい所である。
髭さんはかなり後半参っており心がブレイクしていた。対照的にパイセンは悪雪でも太板を上手く操りスイスイ降っていく。
うますぎ!弟子にしてください!

スタート地点まで戻りスキーを担いで駐車場へ戻る。
観光客で賑わう道を歩く際’変な集団’と見られてしまうのはしょうがないだろう。