【山行報告】白山 小白山

 山行日:2021年1月23~24日
山域:白山 小白山
メンバー:I垣、他3名

ベルグラに混ぜてもらい福井の小白山に行ってきました。
1月23日 小雨
7時、石徹白ダム手前の林道から出発。
林道途中で雪崩がひどくなり700m辺りから尾根に取付いて一気に標高を上げる。メンバーの1人が両足攣ってかなり辛そうだったが頑張って登っていた。
雨もずっと降っているし13時半で本日の行動終了し1390mあたりで雪洞を作り始めることにした。
時間的に早すぎるかと思ったけれども、雨のためか掘り進めると雪がものすごく硬くてスコップがなかなか入らない。スノーソーもほぼ役に立ってない。結局3時間くらいかかってしまったので早めに作り始めて本当に良かったと思う。
全身びしょ濡れでガタガタ震えながら鍋をつついてやっと少し温まる。シュラフの中は暖かく1番快適に過ごせた時間だった。

1月24日 小雨
条件が良ければ周回の計画だったけど、この天候だし無理せずピストンにしようと雪洞に荷物を置いて空身で小白山を目指す。200mの登りはわずか40分足らずで到着。山頂でも小雨だったがガスが少なく周囲の山々が良く見える。
雪洞に戻り、帰りは雪崩の林道回避のためもっと先まで尾根を下ることにした。
ところが下るための尾根より少し手前で降り始めてしまい、修正のためトラバース気味に下るが高い気温と雨のための腐った残雪期みたいな雪はガバッと落ちたり踏み抜いたりで気の抜けない下りとなる。わずか500m足らずの下降だったけれど登ってきたトレースに合流したときはみんなでほっと安心。ただし、帰りの林道も前日よりもさらに雪崩気味で新しいものもあり、なかなか油断のできないものとなった。
今回も色々と勉強になった山行でした。