平湯 大崩山(山スキー)

平湯の大崩山へ山スキーに行ってきました。平湯はバックカントリーのメッカ。大崩山もメジャーなようで、前日のトレースあり、他Pにも会いました。

日程:2021年1月31日
山域:平湯 大崩山
メンバー:N畑、S田、K(元会員)、Y田(会員外)

7時過ぎ、平湯キャンプ場出発。先行Pのトレースあり、登りは楽勝かと思いきやアイスバーンの上に新雪が20cm程乗っていて、急な沢筋ルートはシールが効きづらい。前回の反省から今回持参したクトーが役立ったが、持って来なかったKさんは結構苦労していた。尾根のルンゼ状から予定の1900m地点到着は11時前。標高差600m弱に4時間近くも要した。
天気は上々で青空に霧氷がキラキラして美しい。11時、北北東の谷にドロップ。疎林だが、かなりの急斜面。雪質は極上パウダーで3人のボーダーは果敢に攻めるが、私は無難に降りる。
230〜240mを滑り降り、再びドロップポイントまで登り返すが、急斜面の為早々にシール登高は諦めツボ足で。ブッシュを掴み、四つん這いになり、結構バリエーションチックで登りのトレースに合流。1850m地点で登りは終了。ここから基本的にトレース沿いを滑る。
疎林の尾根から谷に落とし、吹き溜まりは快適パウダーだったが、下部に行くに従って底づきのガリガリが出てきて今一つ快適とはいかなかった。
平湯キャンプ場には14時前に到着。北さん曰く「時間的にもう一本落とせたけど、登りで結構疲れたから、今日はこれくらいにしておこう。」タカンボー山以来のY田さんも「登りでちょっとバテました。」なお、この日は妙高、白馬がいいパウダーをヒットしたらしく、Kさんが悔しがっていた。
私といえばパウダー滑りがイマイチで毎回課題が残るが、登りも下りも新雪と戯れ楽しい一日だった。