頚城 高松山一ノ倉川 山スキー

先週の土曜日に行った高松山一ノ倉川の報告です。

日時:2021年3月27日

山域:頚城 高松山一ノ倉川

メンバー:N畑、T谷、S田、K(元会員)


前回は2004年にOB会員の酒井さんのプランで滑ったことのあるルート。

その年は雪が豊富だったようで、4月中旬でも一ノ倉川はきれいに埋まっており快適スキーを楽しんだ記憶がある。酒井さんは一ノ倉川をかなり気に入ったようで、ご自身の著書「山スキールートガイド105」にも「知られざる快適ルート」と紹介されている。このガイドのおかげか現在はかなりメジャールートになっているようだ。


笹倉温泉発6時45分。アマナ平からは解放感に満ちた圧巻のロケーションが開ける。前日から当日未明の降雪で見渡す限り山は真っ白に輝いており、とても気持ちいいのだが、何故か今日は足が重い。

高松山のボトムには10時15分着。日差しは強く暑い。相変わらず暑がりのT谷くんはオーバーパンツを脱ぎたそうにしている。私は足が攣りそうなのをだましながら何とか12時20分に頂上着。

間近に望む焼山の斜面にはくっきりときれいなシュプールが刻まれている。山頂で新雪が15cm乗っている。Kさんはすぐにでも滑りたいようで、休憩もそこそこに一ノ倉川へドロップイン。真っ白で広大なオープンバーンは適度な斜度で気持ちいい。上部はアイスバーンの上に締まった新雪が乗っていて結構すべりやすく快適。

ただ、中間部からは若干ストップ雪でブレーキがかかる。ゴルジュ帯は左岸からのデブリがおびただしい。右岸をトラバースで滑り抜けるが、ボードは難儀している様子。

ゴルジュ帯を抜け、広い河原状を進み、800m地点から新田山のコルに上がる箇所が核心だが、雪は安定していて問題無し。後は焼山温泉に向かって林道をショートカットしながら滑り下りる。焼山温泉着15時10分とほぼ予定通り。

笹倉温泉で汗を流して帰沢。

頚城の山スキーは久々だったが、やはりこのスケールの大きな景観は圧巻である。年に一度は訪れたいと改めて思った。