長野県 湯川の岩場

日程:2021年5月23-24日
山域:長野県 湯川の岩場
メンバー:S木、T野
5月23日(日)朝8時 燈明の湯現、地集合。
S木さんは去年秋仕事で中指と薬指をつぶして以来登ってない。
骨が薬指はつながったけど中指は中で骨繋がってないかもしれない、とのこと。見せてもらうと普通に見えるけど左右大きさ違いますね。
今回自分の目的は去年さわって登れる気がしてないテレポーテーション。
幸い見えてるとこは乾いてた。
木金相当の雨が降ったらしく岩場は全体に濡れて染み出しひどい。
この日は犬連れた3人と私たち2人、7人くらいの長野県勤労者山岳会の講習会が入って、さらに6,7人連れが到着し、総勢20名程度、登れるルート数に対してはわりと混んでいた。
北風小僧でアップ
TRセットしてS木さんに登ってもらうと登れてたのでほっとした。
S木さんくらいになると指の数本がなくても関係ないのであろう。
今回はこのためにきたテレポテーションを、核心右上クラックはひっつかんで登ってトップロープかけた。
6,7人のグループがきてコークスクリュー、サイコキネシス、テレポーテーションと山案山子にトップロープ設置。
登れるところがないのでコークスクリューに順番待ちを申し込み、S木さんリードで登る。
テレポーテーションがなかなか空かないので手持無沙汰にサイコを登る。
ほかの人たちが帰られてがら空きになったところでテレポテーションをTRでやってみる。
核心ムーブノーテンションで繋がったけど、指が痛くて確信持てるほどにはできなかった。ハングドックとなり終了。
Y岡さんの豪華別荘に泊まらせてもらう。
S木さん開拓初登のアイス、戸台のトルネードフォール、おいも谷ナイチンゲールの写真を見せてもらえた。
5月24日(月) 飲みすぎた、疲れが残り朝はのろのろと。
昨日より壁は乾いている。
テレポーテーションを昨日残しておいたトップロープでアップ。核心どころか出だしからなんかダメだ。
2回目はトップロープでノーテンションになった。
3回目は覚悟を決めてロープを抜いてRPトライ。
よく休んだので核心のでだし手も足もよく決まり登れるかもという期待感が高まったが
そのとき大ポカに気が付く。
念入りに3個もかけたカムの2個目のテープがロープを抑えて上がれないことに気が付く。慎重にクライムダウンしてセットしなおす。
ここでもっと休むべきだったけど冷静さを欠きすぐ再開し2手で落ちる。
一気に葬式ムード。。気落ちするも、ムーブ確認するため再トライ。
ノーテンションで核心は超えれた!!ところで手順を間違えフォール。
負け惜しみ、出だしにかけたカムは抜けないことを確認できた。
テレポーテーションはグレードこそサイコと5.10dと同じだが数段むずいです、、
右上クラック核心は勝利のガバをつかむまで7手と5足。
手順は今回で理解できた。
ひきつけの持久力とランアウトに堪えるメンタルが足りないなあ。
S木さんは1日目はだめだめだったがどんどん回復してきて、二日目はサイコキネシスをトップロープで何度かやっているうちに次はもう落とせそうな雰囲気。さすが実力者である。
サイコをTRで快適に登ったところで雨になり終了。


サイコキネシスとS木さん
ハンドジャムが決まるあたりは快進撃