日程：2021年7月13日
山域：東ミズ滝谷～富士写ヶ岳～イオーマタ谷
メンバー：Ｔ野、Ｈ
７時過ぎ国道沿いの10m滝から入渓。時折やぶっぽいが次から次へと小滝が現れる。数本を除いて登っていける（Ｔ野さんリード）。岩はしっかりしており支点になりうる生木も多い。
標高５００辺りにある２０ｍ滝を登り終えたところで入り口を見逃してしまったようで、予定していた谷の一つ南側に入ってしまった。
いずれにせよ、最後まではっきりと谷地形になっているわけでは無いので最後はややぶこぎとなった。
登山道までの距離は短いがなかなか前に進めない。そうしてやっと登山道に出た。
１１：２５富士写ヶ岳山頂着 ヒョウモンチョウの仲間やトンボがたくさん飛んでいた。
下降はイオーマタ谷へ。登山道を少し下って８１０あたりで登山道を外れ藪に突入して行く。
この谷も滝が多くて、何度も懸垂。シャワーを浴びて気持ちいい。８０ｍスラブ滝は大きすぎて全体を写真に収めることができなかったが壮観だった。４００ｍを切ることに踏み跡が出てくるが涼しいので沢の中を歩いた。この辺りからは滝もないのでテンポよく歩いて行く。ふと気がつくと素晴らしいナメ床が眼前に広がった。大きな岩が惑星のように流れの中に浮遊しているように見える。まったくの異世界だ。
今シーズン比良シリーズをはじめ１０回ほど沢に行ったけれど、今回が一番素敵な沢だった。
家に帰って拾ってきた石ころを自宅のケルンに加えた。充実した一日となった。
