北陸雪崩講習会(実技講習会)

日付:2022年1月23日
行事:北陸雪崩講習会(実技)
メンバー:T原、I垣、A瀬、他多数

特別講師        2名
講師・講師養成 12名(実技11名)
スタッフ     3名(実技2名)
参加者
 基礎コース   18名(実技15名)
 コンパニオンレスキューコース 4名(実技3名)

※以下は『基礎コース』の内容です。
 『コンパニオンレスキューコース』は少し離れた場所で行いました。
 『バックカントリーコース』『雪山コース』は今年はナシでした。
今年の会場は、粟巣野スキー場周辺(林道を歩いた平地)です。
積雪はたっぷり225cmあります。
最初にやることは『断面観察』のためのピット掘りです。皆で協力して雪掘りをします!

飯田先生の講義で、積雪内の変化を観察します。
温度変化、積雪の変化、固さの変化、などなど。

色水をかけて、積雪の『層』を観察します。

各班に分かれて、CT(ショベルコンプレッションテスト)とECT(エクステンデッドコラムテスト)を行います。

ビーコン捜索の練習です。
最初に10mサークルを実施して、電波曲線を目で確認してもらいます。
それからファインサーチの練習。絶対に「ビーコンを振らない」が大事ですよ!!

ビーコンを1個埋めます。雪崩が発生して、仲間が1名埋まったと想定し、コンパニオンレスキューの流れを練習します。

閉校式です。
皆さん、大変お疲れさまでした。

今年の「北陸雪崩講習会(実技)」は、新型コロナもあって1泊2日で行っていた講習を1日で実施する事にしました。(年明けからの新型コロナ再拡大で、宿泊にしなくて正解でした)
そのため、『埋没体験』を取りやめにしたり、ビーコン捜索も『2個埋め』が出来なかったりと、講習内容を一部省かざるを得ませんでした。
それでも、受講生の皆さんが大変に熱心に受講してもらえた事もあり、充実した講習会になったと思います。
皆さん、お疲れさまでした。