日時：２０２２年２月５日（土）～６日（日）
山域：御在所岳
メンバー：Ｈ、Ｔ原（記録）
初めての御在所岳アイス。
前尾根や中尾根などの岩を登りには何度か行っているものの、ここでアイスは初めて。藤内小屋付近の適当な所にテントを張る。
計画ではαルンゼのつもりだったが、大きな氷の前壁ルンゼに惹かれてしまい、予定を変更して登ることに。壁の下部は氷が薄くスクリューが刺さらない。別パーティーの方に聞くと左側から徒歩で登り、トップロープを張ると教えてもらう。また８０ｍロープの折返しでギリギリとのこと。我々は５０ｍダブル×２本を繋いで壁の左端にトップロープを張った。
長いが傾斜はほどほどなので楽しく登る。それぞれ２本づつ登りタイムアップ。
テントへ帰り、Ｈさんが準備してくれたネギ鍋を食べ早々に就寝。
二日目は天気予報では晴れなのに山は吹雪。天気待ちしていたが８時過ぎに、予定通り３ルンゼへ向かう。
藤内滝は雪に埋まって低くなっていた。なのでフリーで登ってみたが、意外に高く感じ、落口付近で流芯側へ逃げる。左岸にクラックがあったので、そこにリンクカムで支点を作り、後続にロープを垂らす。
その後藤内沢の踏み跡を辿ると２ルンゼに来てしまう。２ルンゼの基部を通って行くのだと勘違いもあったのだが、また戻って軽くラッセルして進む。
３ルンゼには既に２パーティがトップロープを張っており、空いたところを登らせてもらう。１ピッチ目はＨさん。スクリュー３本ほどでリードし、上の岩のボルトでピッチを切る。その後の２ピッチは灌木にランナーを取りながらの雪壁登りとなり、１２時少し前に展望台のある山頂へ。
下山は国見峠を経由して裏道登山道で下山。
規模的がほどほどなので、日帰りで登りに行っても楽しい。
今シーズンのアイスはどこも豊作のようです。
