白馬主稜

日にち:2024年4月13日
山域:白馬主稜
メンバー:T原・T野(報告)
行程:
 4月12日 19:00 金沢発
 4月13日 01:30 二股 - 02:00 二股を出発 - 04:30 白馬尻 - 10:30 山頂直下 - 11:00 白馬山頂 - 14:00 二股

先週は降りてきた登山者1名の話を鵜呑みにして降りてきてしまったが、早合点だったのかも…。
残念だったので自転車でアプローチして雪が腐れないうちに行こうと思った。
金曜夜発は厳しいので無理だろうと思っていたがT原さんも自転車を借りてきて参加されることに。
やはり自転車は機動力がある。
猿倉からは雪の上を進むが雪も潜ることもなく快調。頂上直下迄ストックだけで不安なく歩けた。
なにしろトレースが階段のようにできていた。
いちおうハーネスはつけたものの、ロープ不要と判断。
山頂直下では先行者が3分の2ほど進んだのを見届けてから取りつきダブルアックスなら苦労もなく上がれた。先週はピッケル1本だったからいってれば少し苦労したかも。

まぶしすぎる山頂から雪稜に描かれたトレースを見下ろすと考えが過去にとんでいく。
35年前、1週間分の荷物を背負ってピッケル1本でここ登ってきたんやなーと。
その時は暴風雪で激ラッセルの末山頂直下に着いたとき社会人山岳会二人組に抜かれた。
(その後は山で社会人二人をみると誰であろうとにらみつけていた)
二人組は4時間以上かけて雪庇にトンネルを貫通させ抜けた。そして白馬主稜よりその後の下山のほうがよほど大変だった。この時苦労をかけたリーダーはもういない。
道具は軽く便利になったからまだ山に来てるけど自分にはもうこれで精いっぱい。
2週連続でお付き合いくださったT原さんに感謝!