屋久島 宮之浦岳

先週、屋久島宮之浦岳を知人のJさんと登ってきました。
屋久島はいつか行きたいと思っていたが、最近TVで屋久島の番組を観たというJさんからお誘いがあり、天気予報の晴れのタイミングを見計らって行って来ました。

日時:2024年6月7日(金)
メンバー:S田、他1
山域:屋久島 宮之浦岳

6/6に新幹線と高速船で屋久島入り。港から見上げる山はガスに覆われてオドロオドロしく、いかにももののけが出てきそうな雰囲気を醸し出していた。
予約したレンタカーで民宿へ。明日は晴れの予報だったはずだが、屋久島の天気はコロコロ変わる。島の人も「明日は雨ですね」と言うし、こればかりはしょうがない。
万全の雨対策で6/7、レンタカーで宮之浦岳の淀川登山口へ。幸い明け方まで降っていた雨は上がっている。
5時20分出発。登山道に足を踏み入れるとたちまちジブリの世界にいざなわれる。屋久杉やモミ、ツガが形成する造形美を楽しみながら淀川小屋を経て庭園風の小花之江河へ。
青空が広がり、空気は澄み、虫もいない快適な登山日和だ。ここで出会った東京からの男性は今回が5回目の宮之浦登山だけど、初めての晴れとのこと。大体が雨かガスだったらしい。
湿原とヤクシマシャクナゲの群落、ヤクザサの中に点在する花崗岩の面白オブジェ、途中ヤクシマザルやヤクジカも出迎えてくれ、飽きることのない道中を楽しみながら4時間半で頂上へ。
大展望が開け、開聞岳、東シナ海の眺めを堪能。今日は登山者が少なく、加えて熊鈴の音もないので静かな山歩きを楽しめた。
登山道はアップダウンを繰り返す為、下りも4時間くらいかかって登山口には14時過ぎ着。
レンタカーで民宿に戻り、翌日高速船と新幹線で帰宅。
宮之浦岳は魂を喜ばせ、身体に英気を注入してくれる魅力的な山だと感じた。再訪する機会があれば、今度は縦走で歩いてみたいものだ。