四国縦走

日にち:2024年7月6日~8日
山域:四国縦走
メンバー:A瀬

月曜日を有給をとって3連休にした。しかし梅雨入りで北陸の天気予報が悪い。では全国は?お、四国は良さそう。では四国の山行に行きましょう。標高を上げれば涼しいでしょう!


5日(金)
仕事を終えて装備を整え22:00、自宅を出発。高速道路を560kmを走り、途中で仮眠し、瀬戸大橋を渡り、8:00に新居浜駅に到着。

6日(土)

車を駅のコインパーキングに駐めて、9:06発のコミュニティーバスに乗る。筏津の登山口には10:10着。
日差しは強くて暑い~。
登山道は樹林の中の沢筋を進む。涼しいね~。東赤石山(h=1706)へ。頂上から見る四国の山並みと瀬戸内海が新鮮な景色。けど風がなくて暑い~。
日に焼かれながら岩岩した稜線を歩き、アップダウンに辟易し、水筒の水が乏しくヘロヘロになって、銅山峰ヒュッテに到着。
小屋には灯りがあるが、お声掛けしても反応が無い(まさか…)。
誰もいないテン場にテントを張って満点の星空を眺めて寝る。

銅山峰ヒュッテ

7日(日)

今日の行程は長い(コースタイム12時間)。
6時に出発。この銅山峰は、江戸~明治期に最盛期を迎えた「別子銅山」の鉱石を運搬する歴史の道でもある。古の遺構に思いを巡らせながら歩くのは趣があって楽しい。
下界では猛暑日といわれているが、稜線も十分に蒸し暑い。そしてほとんど無風と体力がどんどん削られる。日陰を見つけては休憩をとる体たらく。熱中症の手前?ダメだ、石鎚山は諦めよう。途中の丸山荘に向かう事に決める。
無人のテン場にテントを張り、七夕の星空を眺めて就寝。
四国の山並みです。あつい~

丸山荘

七夕に天の河を眺めるなんて風流ですな

8日(月)

ゆっくり起床して丸山荘から下山にかかる。
登山口から先、林道歩きが長い。。集落に出たらタクシーを呼ぼう、と思いトボトボ歩いていると親切な地元の山屋のおじさんが「乗っていくか」と乗せてくれた上に、新居浜駅まで送ってくれた。うれしー、大感謝です!!四国の人は優しい~
温泉で3日間の汗を流し、道の駅で「別子銅山」について学び、あとは高速道路をのんびり走って帰る。
新居浜駅から歩いた稜線を遠望できます

猛暑でバテバテになって全然歩けなかった事が残念であるが、四国の山と歴史と人情に触れる山旅が出来て、大満足です。