針ノ木サーキット

日時:2024年7月27日
山域:針ノ木サーキット
メンバー:T原,T(チャムラン)

3:50 扇沢出発
7:20 針ノ木峠(針ノ木小屋)
9:25 スバリ岳
11:10 赤沢岳
12:10 鳴沢岳
12:45 新越乗越(新越小屋)
14:45 種池山荘
16:50 扇沢

天気予報が安定しない。週末はどこに行こうか考えあぐねていたところ、Tさんが「日帰り針ノ木サーキット」を考えているとのことで乗っかりました。

0時に金沢出発。扇沢に3時半ごろに着くが、無料駐車場はほぼ満車。4時前にヘッデンを点けて出発。ほどなく明るくなるが曇り空。針ノ木雪渓下で細い丸太を使って渡渉する。ドボンしなくて済んだ。チェーンスパイクを付けて雪渓を登っていると、涼しい風とぬるい風が同時に身体に当たって妙な感じ。

針ノ木峠に出ると、北アルプスの絶景が目に飛び込んでくる。富士山も大きく見えた。針ノ木岳山頂でも展望を楽しむが、みるみるガスが迫ってくるのが見える。以降ガスに巻かれたり晴れたりの天気。
道端には白いチングルマやもう終わりかけのコマクサが咲いていた。黄色やピンクなど色とりどりな高山の花々が咲き、ここを極楽だと昔の人は考えたのだと実感する。

針ノ木岳を越えてスバリ岳・赤沢岳・鳴沢岳・新越乗越・岩小屋沢岳と大小のアップダウンをこなす。稜線は涼しい風とかわいい花々、雷鳥の親子の登場などメンタルは助けられたが、やはり身体的にはこたえた。こまめに水分やエネルギーを摂り体調に気を配る。種池山荘に着くころには、持っていた2.5リットルの水が底をつきかけていた。種池からの下りは樹林帯の木陰。ペース良く降りて扇沢に5時ごろに着く。

針ノ木サーキットぐるり一周をおよそ13時間で歩く。意外と日帰りでやっちゃう人が多いのに驚いた。
ベタベタな汗を麓の温泉で流し、小谷の小さな定食屋で腹を満たして帰沢。