奥医王山北西尾根

 日にち:2024年2月9日
山域:奥医王山北西尾根
メンバー:I垣、A瀬、(K、O田)

 

小屋泊の山行が無くなり、「日帰りで奥医王山北西尾根に行きませんか」、とI垣さんからお誘いをいただく。
なにそれ?面白そうなルートですね、行きます!

朝7:30、登山口の見上峠に集合。娘さんの部活の送迎で参加できないK市さんがわざわざ来られてお見送りいただく。
登山口には15名の大パーティー!よく見たらI川さん、金沢ハイキングクラブでした。すごい人数ですね!

大人数のPと思ったら、金沢ハイキングクラブ(KHC)のメンバーでした
先行者を追って林道をスタート。
雪は思ったよりも締まっていて歩きやすい。
 
西尾平の避難小屋は冬季入口が見えました

西尾平で先行者に「どこにいかれるんですか?」と聞かれて答えると、「若いときに行ったよ。登りがつらかった」との答え。え、こんなマイナールートに?「いや結構行ってる人多いよ」そうなんですね~。
うまく下降できそうな尾根から下りていく。急斜面は新雪の下の締り雪でワカンが滑るので注意です。
 
対岸に目指す奥医王山北西尾根が見えます(分かります?)

取付きまで下っていきます
菱池谷に上手く下り立つと沢は埋まっており、上部の滝音が聞こえる。雪が多いですね~。
では目的の尾根に上りましょう。
息を喘ぎながらラッセルで尾根上に立つ。ふ~、
 
尾根に上るまで急登でした

あとは尾根伝いに行くだけです。ブナ混じり木立の癒やしの森。
遠く白兀山にはKHCと思われるパーティーの姿が見える。「あっちからも私達が見えるかなー」「うーん、難しいかも」
そしてこの頃から天候は下り坂となり、霰から雪に。寒い~。

メンバーでお喋りをしながらラッセルを回していく。「昨日のアルコールがようやく抜けてきました」え、I垣さん昨日飲んでたの?
12:00 登山道の小原ルートに合流。当然トレースは無い。
12:15 奥医王山の山頂(h=989)に到着!展望台は雪の下。試しにプローブ(320cm)を刺すも、下まで届きません。すごい積雪ですね!
奥医王山の山頂です。展望台が埋まってます!

プローブ(320cm)が届きません

では記念撮影をして下山です。この頃に雲が晴れ、青空がさし、砺波平野を見下ろす素晴らしい景色が広がる。
「キレー、どこ撮っても絵になる~」「K市さん、来れなくて本当に残念!」「これは頑張ったご褒美ですよね」
青空と雲。ブルーの世界です
 
木立と木影。モノトーンの世界


砺波平野を一望です
 
夕霧峠にはトレースは無く、また雪が降り始める。
林道ラッセルを回し、股関節が痛くなった頃、KHCのトレースに合流。トレースってゴボらなくてこんな幸せなのね♪とお喋りをしながら、15:00に下山。
天候が目まぐるしく変わります
 

皆さん、お疲れ様でした。医王山の冬季プチバリエーションルートを楽しめて大満足です。
そして下山後、I垣さんから37.5℃の発熱と連絡。そんな体調で登ったI垣さんにビックリです!