白馬岳 主稜

日にち:2025年4月12日
山域:白馬岳 主稜
メンバー:I垣、他1

前日のうちに白馬村まで行き仮眠。猿倉のゲートを3時スタートしました。半分ほどは除雪がすんでおり楽に歩けました。主稜の取付き近くではテントが数張り。私たちは最後尾で前方にはたくさんの人が見え、後で数えたら30人くらいはいるようでした。団体のパーティーやソロなどそれぞれ。道路のような踏み跡で、気づけば先頭グループまで来ていました。表面はクラストして沈む硬めの雪で膝上くらいのところもあり先頭は歩きにくそうでした。私たちもラッセル隊に混じりちょっぴりラッセル。表面は降雪後の柔らかい雪ですが下に硬い氷みたいな面がありアイゼンが効きにくかったです。心配していた最後の直下は先頭ではなかったので緩んだ雪の階段トレースとなっており有難かったです。ずっとずっと天気が良くて景色も最高でした。色んな方とお喋りして、それもまた面白かったです。
帰りは大雪渓から降りたのですがシリセードしていたら(雪がゆるみ過ぎて全然滑らず…)小さな雪崩を起こしてしまいました。同行者も、そして後ろから降りてきた人も同様に起こしていました。降雪後、気温上昇、人的刺激、適度な斜度等の条件が揃ったのだと思います。こんな風にも起こるのだと勉強になりました。
とにかくお天気がよくて楽しい1日でした。
ありがとうございました。