鹿島槍東尾根から西谷

日にち:2025年4月26日
山域:鹿島槍東尾根から西谷
メンバー:T野・H(OB)

前日金曜日26日土曜午後15時から強い西風(20m超え)が日曜まで続くと天気予報が悪化。
天狗尾根一泊予定を東尾根日帰りに変更し金曜0時集合で金沢発。
金曜21時に自宅帰宅後眠る余裕はなく(寝たら起きれないだろう)大原谷までノンストップで運転。

土曜朝3時過ぎ到着時は寝不足で目がちかちか。駐車場に車は我々一台のみ、やっぱりねー。
水を1リットルがぶ飲みして出発。
第一岩稜はロープなくてもよい感じ。
第2岩稜の前が大きな雪割れが多くて稜線たどった方がよかったのかもしれません。少し嫌な箇所もあり残置スリングを使って一度懸垂した。
第2岩稜もみため容易だったんだがいちおうロープで確保してもらい右手に行くと壁が短いけど立っており、年代を感じさせる残置テープが、、
昔の人工登攀のルートなんかな。荷物あったらこっちのが合理的でにあげもしやすそう。下から左じゃないかと言われ、再度見直すと確かに左下に見えてるテーブル岩にたくさんアイゼン跡があるんで、いったん降りて左に登り直し。
つるつるまんじゅうたけに立つ。
立つとすべるつるつるさで残置テープに助けられた。
5000円くらいするものやと林さんが驚いていたので、きっとグループリーダーがいいとこ見せようと残したんやで、と助けてもらっておいて恩知らずなわたし。
終了点は岩にリングボルトとRCCボルト?で作られていたが雪の上にもスノーバーで終了点は作られていて、、あと環付きビナが2枚くらいとテープスリング2本が残されていた。なんなんだろう?忘れたにしては大量すぎるんだが、、ボラードでも作ったんじゃないかと林さん。

北峰までは暑いくらいのときもあったが、、
予報通り14時過ぎから強風につかまり、鹿島槍本峰(南峰)以降は主稜線を冷たい北西風になぶられながら歩くことになった。
ヘルメットかぶっていても頭が冷え冷えで耳が痛い。寝不足の上の強風で何度もよろめきました。風速15mから20m越えの時もあったかなて感じ。
布引山をすぎて西沢にはいったら強風から解放されて、もうあとはただ歩くだけ。行きに帰りにとっていいか?と聞いていたフキノトウを暗闇の中、同行者は熱心に集めていました。何度かカモシカと目があっていたという林さんカモシカにライバル認定されたようだ。
車に戻ったのが20時で風呂入ったら21時すぎで食べ物を探して居酒屋にはいり焼き鳥とラーメンを食べました。焼き鳥は多すぎ、てか10本も頼むんじゃなかった。金曜朝6時起きて仕事行ってから36時間ほど寝てないので睡魔には勝てず、運転しだしたけどすぐにギブアップして帰りは運転してもらった。
代わってもらったと同時に寝てたようだ、気がついたらもう金沢でした。帰りの運転が最大の難関だったので助かりました。
鹿島槍無事登れてよかったわ。同行者に深く感謝!