日時:2025年8月13日(水)
山域:南アルプス甲斐駒ヶ岳
メンバー:S田、他1名
南アルプス甲斐駒ヶ岳に知人のJさんと行ってきました。
その後、仙丈ヶ岳、鳳凰山にも登る予定でしたが、下りでJさんが足首を捻挫した為、今回は甲斐駒ヶ岳のみになりました。
8月13日、伊那市長谷の戸台パークから始発のバスで北沢峠へ。
大学時代伊那で3年間過ごしたが、長谷(村)は一番お気に入りの場所で、よくバイクで通ったなぁと懐かしい。その頃と比べるとかなり開発が進み様相は変わっているが、それでもまだ自然の懐の深さが感じられる居心地のいいところだ。
北沢峠の長衛小屋でテント設営後、北沢峠7時50分発、双児山経由で甲斐駒ヶ岳を目指す。
シラビソ、コメツガの樹林帯はしっとりした感じで歩きやすく、雨上がりで空気が澄み切っていて気持ちいい。
それにしてもバスではあんなにいた乗客だったのに、ほとんど誰にも会わない。
駒津峰あたりでようやく登山者がちらほら。
六万石から岩場の直登ルートを選択したので、クサリ場も多い花崗岩の岩稜帯をグイグイ進む。
山頂には11時45分着。上部はガスがかかって残念ながら眺望はない。
下りは仙水峠経由で。
先日の北岳とは対照的で甲斐駒は花が少ない。それでも仙水峠の岩塊集積地辺りでホツツジ、タカネツメクサ、ミヤマハナゴケを楽しむことが出来た。
あと、ベニテングタケの可愛い姿も。
ただ、この辺りでJさんがハナゴケに気を取られて転倒、足首を挫いてしまう。何とかストックを頼りにテント場までは辿り着くが明日以降の山は断念せざるを得ない。
翌日、カモシカスポーツに寄って帰宅。
最近百名山を次々と踏破し、イケイケのJさん。怪我や事故ってそんな時が危ない。
幸い今回大事には至っていないが、私自身も気を引き締めようと思います。