九州の山に登ってきました。
熊との遭遇の心配がない九州。丁度紅葉も見頃、天気の巡り合わせもよく、晩秋の山旅を楽しめました。
日時:2025年11月13日〜16日
山域:九州 脊振山、雲仙岳、由布岳、英彦山
メンバー:S田、他1
11月13日(木) 脊振山
九州初日なので、比較的コースタイムの短い福岡・佐賀県境の脊振山へ。
車谷川登山口を10時30分出発。
登山道は沢を何度か横切るが歩きやすく、矢筈峠には1時間半程で到着。
出発時は暖かかったが、矢筈峠から上は風も出てきて若干寒い。
自衛隊のレーダー基地があるからか、しっかりした舗装道路と石段があり、ほどなく山頂へ。
ガスガスで残念ながら周りの景色はほとんど見えない。
メロンのような気象レーダードームの写真を撮り、早々に往路を下る。
下山途中、自衛隊のヘリが頭上でホバーリング。爆音と落ち葉を巻き上げる爆風で結構大変だった。
丁度車に戻ったタイミングで地元の大パーティも別ルートから下りてきた。石川県から車で来たことに驚かれたが、「白山比咩神社は何度か行きました」という人がいて、親近感が湧いた。
明日は長崎の雲仙岳。長崎まで移動し、雲仙温泉の「ちょこっとよかゆ」で温まった。
11月14日(金) 雲仙岳
1990年に主峰普賢岳が噴火し、多くの犠牲者と災害をもたらした雲仙岳。昨年九州を訪れた際に登ってみたいと思った山の一つだった。
今回、絶好の登山日和に登れてよかった。
登山口の妙見駐車場を7時30分に出発し、石段の遊歩道のような歩きやすい道を辿る。
ロープウェイ駅のある仁田峠から妙見岳、国見岳へ向かう。山肌の紅葉は下部は見頃だが、頂上付近はくすんでいてちょっと残念。
それでも青空をバックに普賢岳と噴煙を上げる平成新山を望めて満足。
ロープウェイを使えば比較的手軽に登れる雲仙岳、更に紅葉も見頃ということもあり、大勢の登山客で賑わっていた。
やっぱり長崎は暖かい。日差しも結構強く、ポカポカ陽気の山歩きを楽しみ、12時半頃下山。
途中、消音モードで熊鈴を付けていたJさんが「熊いますか?」と声をかけられ、「熊本にはいたけどね」と応えていたのがおかしかった。
下山後は雲仙温泉の公衆浴場へ。何と200円で温泉に入れるなんて驚き!
平和公園と浦上天主堂を見学して湯布院へ。
11月15日(土) 由布岳
朝、由布岳へ向かう途中の展望台ゆふいん狭霧台から見下ろす湯布院の町は雲海がかかり、高台にお城があればまさに天空の城って感じ。
由布岳は豊後富士と呼ばれるだけあって、その姿は裾野が広大に広がり美しい。
無理Pに駐車し、7時出発。
歩きやすい登山道を途中から大学生の集団に抜きつ抜かれつし、双耳峰の西峰には9時過ぎに到着。
西峰には途中、障子戸と呼ばれる鎖場もあり、Jさんはその通過で結構緊張したらしい。
ピークからは雲海の上に連山の頭を出している九重の峰々が望める。
一旦分岐のコルまで戻り、東峰には9時45分着。九重連山、祖母山、傾山、大崩山が見える。
下りも賑やかな学生達のおかげでいつもよりハイペースで歩け、11時40分下山。
今日も秋晴れの下、下部は紅葉が見頃、葉っぱが落ちた明るい登山道を紅葉を踏みしめながら歩けてよかった。
それにしても学生達のうらやましいほどのテンションの高さに今日はたっぷり元気をもらった。
下山後、景勝地耶馬溪へ向かう途中の「湯の森くす温泉」で汗を流す。
11月16日(日) 英彦山
英彦山は出羽三山、大峰山と並び、日本三大修験場といわれる霊山で、参拝者、登山者とも多かった。
放射冷却で朝は寒いが、登る頃には丁度いい感じ。
銅鳥居Pを7時頃出発。
参道の果てしなく続く石段を上がる。
途中の売店で入山届に記入し、塩飴を2個もらう。
奉幣殿から大南神社、鬼杉経由で英彦山南岳へ。鬼杉は樹齢1200年を超える巨木で見応えがある。
頂上に至るルートは何か所もあり、それぞれ思い思いのコースで修験道歩きを楽しんでいるようだ。
約4時間で南岳に到着。英彦山神社のある中岳からの展望は秀逸で、九重山、阿蘇山、由布岳、雲仙岳の山並みが一望できる。
下りは石段が続く正面参道コースを辿り、12時過ぎに下山。
入山届を出した売店で下山報告をしたら「下山証明です」と今度はお煎餅をいただき、何だかほっこりした。
紅葉は登り口が最も綺麗だったが、抜けるような青空の下、快適な修験道歩きを堪能出来た。
昨年、今年と九州の山を登ったが、まだ登ってみたい魅力的な山が沢山ある。熊もいないし、年に一度は訪れたいエリアです。







