錫杖岳前衛峰1ルンゼ(敗退)

日にち:2026年1月18日
山域:錫杖岳前衛峰1ルンゼ(敗退)
メンバー:T野、他2

金沢朝2時発、槍見のバス停には4時半について4:50頃歩き出す。
朝は寒かったが、登りだすころには日が当たり気温は上がり暑いくらい。
防寒着は結局2枚ともしまった。
なんでも素手で平気。寒い八ヶ岳で登っていたので、湿っぽくて高温の北アルプスに今シーズン初めて来たことを感じる。

1P目ははじめから上がつながっていなければ無理なのでバンドから。
2P目もほぼドライでMさんよく行ってくれたと思った。
カム4個 トライカム1個 スクリュー1本(高温のため効いてない、まわさないで抜けた)で2P終了点へ。ここからカミに行かせるが、ほぼドライ。コーナーを回ったところにアンカーがあるからと教えるが、アンカーの手前がフラットな岩か土になるのでは、つちならまだいいが、岩盤かもしれんなーと思う。まだ残置アンカー2個周辺にいる彼女に、上り口が悪いかもしれんから気を付けて、いやなら無理していかなくていい(3Pどまりになりそうだし)と言うと降りてきた。日差しで上部の氷も白くどんどん溶けている状態でスクリューは信用できない。4,5Pはスクリューしか使えずアンカーもスクリューで構築している記録しかみてないから、この状態ではまともなアンカーはとれない。3Pどまりなら無理して3Pを行く必要もない。残念だが今日は無理だな、仕方ない。2P終了点から2回の懸垂で下り、荷物を回収して下山した。
帰りは鍋焼きうどんをカミに食べさせるために糸庄経由で金沢へ戻った。

昨シーズンから通算3回目の敗退。
気持ちを育てるまでにも数年かかった。
流れるような白いストレートラインに魅了されながらも自分が登ることはまるで考えなかった2シーズンを経て、挑戦してみないとできないのだからと思うようになった。
雪氷が多ければ雪崩が怖い、少なければドライルートとして難度が一気にあがる、不安定要素が安定の錫杖。なかなか登れるタイミングを捕まえさせてくれない。

このあと2週間は雪が続くようだから氷の発達も期待できそう。次も頑張ろう!