【山行報告】奥秩父 笛吹川・東沢釜ノ沢東俣

長いお盆休みの〆に、奥秩父の沢で涼んできました。

日時:2019年8月17日(土)~18日(日)
山域:奥秩父 笛吹川・東沢釜ノ沢東俣
メンバー:S田,T野,H多,T原(記録)

金沢から山梨の登山口まで5時間半は遠い。西沢渓谷駐車場は、水遊びや付近の遊歩道散策に来た人たちの車でほぼ満車。

台風一過の晴天で気分は良い。入門的な簡単な沢なので、真夏に涼んで癒されようと来たが、台風の影響で増水して水流も速く、右へ左へ頻繁に渡渉する事が多く、その度に足を取られ、流されそうになり気をつかう。大きい滝はほぼ高巻き。何かと時間が掛かった。やはり首都圏に近い人気の沢で、何パーティも入渓していた。沢は千畳のナメなど、ナメ床やナメ滝が美しく、広くて明るい。

宿泊予定の台地には、計画より遅れながらも夕方4時頃到着。ツェルトを張り、焚火用の薪を集め火をつける。焚火を囲み、ウィンナーを焼いたり酒を飲んだり、マッタリ過ごす。寝床は焚火の傍にマットを敷いてゴロリ。虫が嫌なのでネットを被って眠る。(しかし虫は居なかったようだ)盛夏だが沢を吹き降ろす風で、薄い化繊のシュラフでは寒いくらい。ダウンジャケットを着て寝た。

二日目はイヤになるほど長いゴーロ帯を歩き、変化のあるナメ滝などを巻いたり直登したりして、甲武信小屋のあるコルに詰め上がる。源頭は藪漕ぎが無くホッとする。
荷物をデポし、甲武信岳山頂を往復。残念ながらガスガスで展望無し。下山は急な登山道、戸渡尾根と徳ちゃん新道を降りる。

帰りは「花かげの湯」(JAF割で¥410)で汗を流し、併設の食堂で、ボリュームのある天丼で腹を満たす。今日の行動エネルギー以上にカロリーを摂取したような気がした。