取立山〜大長山

日にち: 2022年3月20〜21日
山域: 取立山〜大長山
メンバー: I垣、他2(チャムランK市 ベルグラF田)

3/20 曇り後晴れ
三連休は天気が悪そうだったので予定を変更し一泊にして烏岳の尾根を下見して登れそうなら登ることにしました。久しぶりにお酒も沢山担いで行ったら、赤ワインが漏れて雪面に血だらけみたいな跡を残してしまいました…。
烏岳の山頂付近に雪洞を掘ります。雪が硬くて私は歯が立たず掻き出す担当。男手2人で掘ってくれましたがそれでも2時間近くかかりました。かちかちの雪でお疲れ様でした。
元気いっぱいのF田さんを先頭に烏岳の北面の岩峰を見に行きます。氷を見てテンション上がるI垣、淡々と歩き続けるK市さん。アルミアイゼンは選択ミスでした。来シーズンは道具をちゃんと持ってこよう。
今回は比較的登れそうなルンゼを40mロープいっぱい1ピッチ登って終了。スクリューもなかったし支点もなかなか取れず緊張しましたがリードは良い経験になりました。
雪洞に戻り夜はホルモン鍋。このために雪洞にしたんです。ビールもワインもウイスキーもどんどん空いて楽しい夜になりました。

3/21  晴れ
K市さん作ホットサンドで朝食を楽しんだら今回の目的の南面の尾根を見に行きます。ルンゼを降りて沢の出合に降り立つ。目的の尾根は崖にしか見えないとK市さんは言う。うーん…これは今日の装備では厳しいかなぁ。
向かい側の尾根に取付き大長山に向かって登り返しながら対策を練る。来シーズンまでにもっとクライミングも頑張ってリベンジしたい。そしてやっぱり大長山は遠い。クラックも増えて雪庇は壊れ始め、雪は茶色くなってきている。春ですね。
大長山から烏岳の雪洞に戻り荷物をパッキングして取立山に向かう。アップダウンが地味に長い。
取立山を過ぎたところで滑落停止訓練をする。やったことがなかったから一度やりたかったんです。仰向けからは本当に怖い。やはり落ちたときの対処よりは落ちないように歩く技術向上の方が大事ですね。
想像以上に楽しくて充実した山行となりました。来年も今から楽しみです。