日にち：2022年3月25日
山域：烏岳南面の尾根
メンバー：Ｉ垣、(ベルグラＦ田)
この前下見した烏岳南面の尾根に行ってきました。今回はアプローチは烏谷から。
5時半、小原集落からスタート。
烏谷はもうジャージャー水が流れてます…高巻きしたりへつったり春の沢登り？徐々に雪が詰まってきて歩きやすくなりました。周りはデブリ天国。あちこちに目を配りながら歩きました。
10時に取付き到着。何だかもう既に満足感があります…。
準備したら最初は急登の登りです。緩んだ雪と薮を使って上がります。1時間ほど上がったら1P目。今回新調したアイゼンは前爪が前より大きいみたいで岩に足を置き易い。岩の隙間のブッシュで支点をとり、藪漕ぎして雪稜を登り切るところで50mほど進んだので終了。
2P目は雪がなかったらハングスタート。今日は雪があるからあまり問題ない。最初は岩稜から始まりさっきより濃い薮のあとはハング気味の雪稜を超えて50mほどで終了。雪崩の音が3回聞こえました。
3P目はＦ田さんがリード。ブッシュのついたクラックからスタートして薄い薮のあとは雪稜パート。60mロープいっぱい伸ばして進んでくれました。
4P目はロープなくてもいいくらいの雪稜だったけど、やっぱり雪が緩すぎて怖いのでロープで40mほど進んで終了。最後は50mほど歩き雪庇を登って稜線に。少し登り14時山頂です。
帰りは板谷の頭から小原に降りる方が早そうと、そちらから下山。思ったほど踏み抜きもなく、板谷の頭から1時間ちょっとで下山できました。
数日前、今年は無理かもと諦めながら見ていたから登れて嬉しかったです。かなり雪解けが進んできているのでギリギリのタイミングでしたが楽しい1日を過ごすことができました。
