白山の古地図(山と高原地図)

 
山に登る際には地図を持って行きます。
「地形図」や「山と高原地図」「ガイドブック」「トポ」などいろいろあって、山行によって持って行く地図も変わります。
古く山岳信仰が盛んな富士山や立山などの参詣案内図や、黒部奥山廻り絵図、というのも当時の登山地図。
 
めっこ御大のおひとりK村さん(まだまだ現役です)とお話をしていて、古い山と高原地図「白山」をいただきました。
 
白山スーパー林道(今は「白山ホワイトロード」)が描かれているモノの、地図よく見ると『スーパー林道完成まで立入禁止』と書かれている事から、白山スーパー林道が完成する昭和52年(1977年)より少し前のモノと思われます。

 といくつも、今とは違う登山道や避難小屋などが描かれていたり、逆に無かったりして大変に興味深い!
 
一例として、
1977年? 岩間道と中宮道の一部
 
2022年アプリ版 岩間道と中宮道の一部

 昔は岩間温泉からシナノキ平避難小屋へ上がって、湯谷頭~霧晴峠を経由して親谷の湯へ。そしてさらに国見山へと続く道があった事が分ります。しかも国見山に上がるルートなんてメチャクチャ急登と思われます。(話を聞くと、当時も道は荒れていたそうですが)
 
45年前の山と高原地図でも見比べてみるといろいろと発見があって面白い!
他の山の古地図が欲しくなりますね!