比良山系 中谷左股の支流

日にち:2023年1月26〜27日

山域:比良山系 中谷左股の支流

メンバー:I垣、他1


1/26 晴れ

北アルプスに行きたかったけど寒波で断念。道路を考えると八ヶ岳や南アルプスも厳しい…

困ったときの比良山系。地形図を眺めて2本計画し、初日は中谷αルンゼの隣の岩峰あたりに行ってみることにしました。

スタートは志賀駅。住宅地から脛ラッセル状態。αルンゼ取付きまで3時間以上かかり、お目当ての取付きまで4.5時間のオールラッセルのアプローチです。今日はトレースだけつけて戻ることにしました。取付きから眺めるとルンゼの方が楽しそうだったので翌日はルンゼを詰めてみることにします。雪もルンゼの両側は雪崩れるほど乗ってなさそう。帰りは同ルートを2時間で戻れました。


1/27 雪のち曇り

6時半、今日も志賀駅スタートです。

昨日、除雪の業者が入っており林道はワカンなしで歩けました。林道崩壊箇所以降はワカンで出発。取付きまで2.5時間でした。

最初はサラサラの雪の下にスラブぽい岩。ワカンで上がれず一旦外しアイゼンになります。が、岩を越えたらまた雪が深すぎてワカン再装着。その後はワカンを外すことはありませんでした。フカフカラッセルの中、小滝が続き、滝の落ち口がたっていて一歩がなかなか上がれない…ということを数回繰り返しました。スリングを出してもらって突破したり。最後は尾根に合流し、クロトノハゲに出て12時終了。左股本流を下降しようかとも話していたのですが雪と岩の処理で時間がかかりそうだから登山道で降ります。杉林の九十九折の夏道をガンガン直登近道できるのは冬山の特権ですね。

今回は地形図を見て決めたルートで記録も探した限りでは見つからず、探検のようで面白かったです。

取付きに向かうのもなかなか大変でした


岩はスベスベでワカンで上がりにくい