立山カルデラ

日時:2023年3月19日
山域:立山カルデラ
メンバー:浅A瀬
林道歩きが長い!GPSデータをみたら32.06kmも歩いてました。

今年も黒部を計画。しかし立山アルペンルートの除雪状況を見ても雪が少ない。記録も上がってこない。ならば一度見てきましょう!、と下見を計画。
前晩、ヤマレコとヤマップに3月前半に黒部横断の記録が上がっているのを発見。やはり雪が少ないよう。テンション下がるなー。
と思ってたら案の定、寝坊。。。

7:20 立山駅を出発。林道スタートは雪が無いためズック+板を担ぐ。凍結した林道でコケてザックのバックルが壊れた(悲)。
しばらく歩くと雪が繋がったので、ズックをデポして板を履く。荷物が軽くなった。
いつもの天鳥トンネルを抜け、ポカポカ陽気の下、シールでリズミカルに歩いて行く。
10:30 真川の分岐を右へ。
猿の群れが川を渡り、キツネがこちらに驚いて逃げていく。帰路のスキーではカモシカを追いかける。動物たちの住処におジャマし迷惑をかけているのはコチラなのです。
目星をつけていた登りルートの沢の脇からスキーで取り付く。沢の水流は多い。しばらく上がって、スノーブリッジで渡り、左岸の尾根に取り付く。
思ってたよりも雪は豊富で登りには問題はない。
h=1300の尾根が細くなっている箇所は岩が出ている。板を担げは登りには問題は無いが、やや時間が押してきているのでどうしようか…、と悩む。
ここは真川基地のdocomoアンテナが繋がるため、留守宅に「少し下山が遅れます」とLINEで連絡をいれる。よし、これで大丈夫。
細い箇所を登ってしまえば、尾根が広がっていきやがて気持ちの良い台地へ。ん~、ここが見たかったのです。
14:45 h=1670。本当はもう少し先まで行きたかったがもうタイムオーバー。
一端、谷を下りて対岸のh=1742の尾根に登る。弥陀ヶ原から松尾峠の南面、ザラ峠方面の大展望!大鳶崩は尾根に阻まれて見えないか。
シールを剥がし、多枝原池を見下ろす急峻な谷に飛び込む。パウダーが溜まっていて気持ちい~。こんな所でパウダーを当てるとは思わなかった。
多枝原池の脇を通り、道に飛び出し、しばらく道なりに進み、沢筋から多枝原谷の下部林道を目指し、湯川谷に降り立つ。
ふー。ここまで来ればほぼ安全地帯です。あとは頑張って下るだけ。
白岩堰堤の下のデブリが少ないのはやはり雪が少ないからでしょうね。
この常願寺川林道は微妙にアップダウンが多いので、「林道下山用シール」を大活躍して下っていく。
それでも天鳥トンネルの所で日が暮れて、ヘッテンを灯し、
19:45 車に帰着。フー、ヘトヘトですが、朝方のテンションダウンの山行が、大満足の山行になりました。
反省点は、出発時刻が遅すぎた事です。

ヤマレコにも記録を載せました。

7:23 出発。遅い。。。

8:32 天鳥トンネルで堰堤部を抜ける

10:18 真川との分岐が近い

11:24 登高で取り付いた沢筋

12:07 尾根に取り付く。思ったより雪があってテンション↑

13:11 細尾根に阻まれる。ここを上がると滑って下れない(板を担げばいいんですがね)

14:12 やがて尾根は広がり台地状になっていく。気持ちいい~

14:28 間山を眺める
15:46 立山方面を遠望。足下には湯川谷の堰堤



360°カメラで撮影

16:01 多枝原池に向かって滑ります!

16:07 パウダーを楽しみました!!

16:41 もうすぐで湯川谷基地に到着です

16:50 白岩堰堤のデブリが少ない

17:01 「林道下山用シール」を貼ります。これが大活躍!

18:12 嗚呼、もうすぐ陽が落ちる

19:35 立山駅の明かり。左上は人工衛星と金星かな?

19:46 車に到着。クタクタです。