加須良川 下流左又(雨敗退)

日にち:2023年9月18日
山域:白山 加須良川 下流左又
メンバー:T原、A瀬

加須良川の下流左又から桂湖に周遊するルートを計画。
早朝、金沢は土砂降り。雨雲レーダーを見ると金沢市だけが雨雲です。まぁ大丈夫でしょう。
下山予定の桂湖に1台をデポし、もう1台で加須良川の下流へ向かう。国道脇のスペースに車を駐め、旧道の橋の脇から入渓。
猛暑+少雨の影響で加須良川の下部は水が少ないよう。イワナも走らないのは渇水の影響でしょうか?
平沢をしばらく歩き、左又に入る。平沢からうってかわり小滝が連続する上りの谷に。
2人ともフェルト靴だかやけに滑る。
「ヌメる、といよりもツルリと滑りますね」
と愚痴をこぼしながら進む。
地図記号にある滝は右岸から苦労して高巻きをして、下りは懸垂下降。
このあたりでポツリと雨。このまま抜けてしまいましょう、と進む。
もう滝記号も過ぎたし何も無いかと思っていたら10m滝。
右岸に取り付くが嫌らしい。ハーケンを打って、上部のブッシュを掴んだ所でT原さんから
「水が濁ってきたので下山しましょう」コール。
たしかにさきほどから雨足が強くなってきて、水も少し濁りが入っている。
ブッシュに捨て縄を打って、懸垂下降で取り付きに下りる。
では撤退です。滑る岩に難儀しながら慎重に下っていく。
大滝は、落ち口の上段の立木から支点をとるが30mの懸垂では全く下に届かない。
しかたないです、と高巻きで巻いて少し下ってから懸垂。
その頃から雨が上がりだした。まぁそんなもんですな。
お昼に車に帰着し、デポした車を回収し、くろば温泉で汗を流して帰宅。

お天気に翻弄されましたが、沢には虫がいなくて快適でした。
残暑の9月は沢がいいです。

25mの大滝。右岸から高巻き

10m滝。右岸から取り付いて途中で下りてきました。

水が濁ってきたので撤退です

25m大滝の上部に支点をとって懸垂。30mダブルで全く届かず