【山行報告】飯豊山の報告

日時:2018年8月3日~7日
メンバー:O田、N野、S下、I川(KHC)


山域:飯豊山

いけそうで、なかなか行けない山、飯豊山。ようやく、メンバーが揃い実現しました。

 3日 森本i.c(16:00)ー川入キャンプ場(21:30)
 4日 キャンプ場、(6:10)〜切合小屋は(16:10)
なんじゃ、この暑さは、山でないみたい。
小屋泊とは言え、避難小屋、食料、寝袋、段マット、結構な荷物だ。
下、中、上十五里の急登が続く、段差の高い、悪路を、ゆっくり、高度を上げる。
冷たい湧き水「峰秀水」に元気をもらう。
剣ヶ峰の、岩稜帯は、ストックをしまって、両手を使って慎重に登る。第一関門の三国岳には、なんとかたどり着いた。ここまで来れば、目的の切合小屋までのメドはつく、時間も充分ある、アップダウン、岩場ありの稜線を慎重に越えて行く。
種蒔山からは高原風となり、お花畑が広がっている。
一輪だけのヒメサユリに、心癒される。
ヘロヘロになって切合小屋着、800円のビールが安いと思えるほど、旨かった。

 5日 (6:35)〜頂上(9:30)〜切合小屋(12:00)
小屋の前で、久しぶりのご来光を拝む。
この小屋だけは水が豊富で、ただ。他の小屋は1リットル、600円。タップリ水を持って、頂上へ。
ここからは高山植物が広がって、マツムシ草が一面に咲きみだれている。
このコースの最難関「御秘所」の岩場を越えた所で、風雨が強まり、雨具を着ける。20〜25メートルの風に、フラフラしながら、本山小屋着。
ここでは、雨を歓迎していた。
ここから頂上までは20分、ガス、雨、風に、叩かれて、ようやく頂上へ。早々に写真を撮り、御西岳はあきらめ、逃げるように下山する。
今日は切合小屋で食事を頼む。夜のメニューは年中、カレーだけ。お代わり自由、朝はご飯に少々のおかずだけ。お代わりなし。これで5千円、高いと思えるが、場所が場所だけに仕方ないのだろう。泊まり代、2500円。
その夜は、他の登山者と、交流をはかる。特に、宮城労山のメンバーと話しが弾む。

 6日 切合小屋、(6:30)〜川入キャンプ場、(13:10)
今日も雨、風は弱いが、ブヨの大群がいじくらしい。虫よけネットが役にたった。
濡れて滑り易い、剣ヶ峰の岩場を慎重に下り、ホッと一息。雨も上がり、ひたすら長い下り、棒になった足を引きずり、ようやくキャンプ場着。
もう、歩かんでいい、今日の宿「いいで荘」へ