白山釈迦岳南西尾根(中退)

日程:2021年2月11日
山域:白山釈迦岳南西尾根
メンバー:A瀬、S田、N盛、T谷

白山釈迦岳南西尾根を目指しましたが、タイムアップで中退してきました。
4:30 緑の村ゲート
真っ暗なゲートの前には他には車は無い。今日は白山に行く人はいないのね。
白峰林道にはブルが入っていたので、ラッセルは無し。スノーシェッドの出入口の雪崩もキレイに除雪されていた。
百万貫の岩を過ぎて、宮谷川への橋を渡ろうか、という所で、
「僕、やっぱり足がブーツにあたってダメです」とT谷くんがギブアップ宣言。仕方無いね、車の鍵を渡すので適当に待機してて下さい。
橋を渡って宮谷川林道にさしかかると、陽が指してきて遠くには釈迦岳も望める。
林道終点の大堰堤を超えて、カナキ谷をスノーブリッジで渡る。
心配した宮谷川のスノーブリッジも問題なくあった。やはり今年は雪が多いのね。
さて、核心の南西尾根への取付き急斜面です。
尾根上をジグを切りながらヒィーヒィー上がっていく。
時間も押してきており、N盛くんからは「僕、この斜面を滑るだけでいいです」「出発時刻が遅いですよ」とブーブー。
2人をなだめて、釈迦岳南西尾根まで上がると、太陽のした、釈迦岳が真っ白に輝く。
そんな姿を見たら行きたくなるじゃないですか。
時間は10:00。標高はh=1350。白山釈迦岳までの標高差は700m。
「行こう!」
と2人に発破をかけて尾根を進む。
しかし、尾根上にはアップダウンがあり、2人からは帰ろうコール。
進んでもタイムアップは確実か、と諦めて帰る事に。
登ってきた尾根はサラサラ雪。気持ちよくシュプールを刻み滑り下る。
そしてシールを付けてスノーブリッジと堰堤を超える。
宮谷川林道はスキーは走ってくれたが、白峰林道は修行の一言。
14:35 ゲートに帰着。

真っ暗な白峰林道。ブルが入って歩きは楽

宮谷川をスノーブリッジで渡る


北面はさらさらパウダーが残っていた。気持ちいい!