【山行報告】八ヶ岳 旭東稜

日程:2021年2月6~7日
山域:八ヶ岳 旭東稜
メンバー:I垣、A瀬、(F田ベルグラ)


 2月6日
3:00 金沢を出発。
8:00 緑の村Pに到着。良い天気だ。車も何台かいますね。
8:40 出発。林道を延々と歩き、やがて沢沿いの路を堰堤を超えながら歩く。途中で沢で水を汲む。これで水づくりから解放です。
11:05 出合小屋。中にはテントが3張あった。我々はもう少し先まで行きます。
上の権現沢の出合を整地してテントを張る。時間も早いので旭東稜の偵察に行きましょう。
薄っすらとしたトレースを上がって尾根上まで。小屋に張ってあったテントは旭東稜では無いようです。
時間はたっぷりあるので、テントの中でまったりお茶を飲みながらダベダベ過ごす。至福のひと時です。夕食はI垣さんの特製鍋。そして〆めはリゾット。ちょー美味!





2月7日
夜中に風の音が。天気予報では風は強いというが、東面なので大丈夫かな?
3:00 起床。
4:10 ヘッデンを灯して出発。
昨日のトレースを上がって尾根上へ。I垣さんを先頭に尾根上を歩いていく。
陽が上ると権現岳に朝日が差し、ヒマラヤ襞を染める。
ちょうどその頃、少しイヤらしい草付に。モタモタしていたらF田さんがロープを垂らしてくれた。ありがとうございます。
もう少し上がると腰ラッセルに。これはたまらん。F田さんがグイグイとラッセルしていってくれる。
8:00 五段の宮に到着。
ちょうど後続パーティーがここで追いついて来た。荷物が多いですね、とお話をしたら昨日はアイスをして、継続で旭東稜との事。
「どちらからですか?」
石川県です。
「M崎って知ってます?」
え?もしかしてYCCですか!相変わらず山ばかり登ってるとの事でした。

五段の宮
1P I垣さんが取り付く。手袋を脱いで果敢に1段目を突破。2段目で足が抜けてフォール。
F田さんに上がってもらい、後はF田さんがリードで越えていく。
後続で上がるも以外と悪い。雪面上りはピッケルがダブルで欲しい。
雪稜もロープを伸ばして、ラストも岩壁を左から巻いて稜上に出る。ロープを引いて山頂に到着。
12:23 旭岳山頂に到着。
途端に強風に叩かれる!!記念撮影を済ませて下山にかかる。
YCCパーティーと交代でラッセルをして、ツルネ東稜をピンクテープとGPSを頼りに下っていく。
14:40 テントに帰着。テントを片して下山。
こんなに林道って長かったっけ?と林道歩きに辟易しながら17:35 ヘッデンギリギリで駐車場に帰着。
付近の温泉はコロナでお休みのため、諏訪湖SAで温泉に入って食事をとり金沢に帰る。
金沢帰着は00:00。