白山 楽々新道・小桜平の上(h=2086)まで

 日程:2021年4月24日

山域:白山 楽々新道・小桜平の上(h=2086)まで

メンバー:A瀬



週末の天気が良い。どこに行こうか…、と考えて楽々新道を計画。

4:00 スーパー林道(白山白川郷ホワイトロード)の手前のゲートに到着。もう少し先まで開放されていると思っていたのでガックリ。そして意外と車がいてビックリ(多分、笈ヶ岳でしょう)。

4:25 クロックス履きで出発。スーパー林道を歩いて、丸石谷の導水管脇の階段を上がって上部の林道へ。そして山崎旅館を過ぎて楽々新道の登山口へ(6:03)。クロックスは少し手前でデポ。

スキー板を担いでしばらくヤブを漕ぎ、登山道は比較的歩きやすい。h=1150あたりで雪が繋がったので板を履く。

h=1350から尾根は広くなり歩きやすくなる。

「あれ?」、うっすらとしたトレースを見つける。ここ1週間内の単独スキートレースと思われる。こんな時期にこんなルートに来る人が居た事に仲間を見つけたようで嬉しくなる。

h=1687からは尾根は細くなり下降時にはシールが要るかな?という箇所。

谷筋に目をやると岩間温泉が見えた。堰堤は通過出来そうで「谷も行けるんじゃないか?」とヨコシマな事を思いつく(これが失敗だった…)。

h=1730から広尾根となり、晴天の下、気持ちよくシールを効かせて歩いていくと、小桜平避難小屋に到着(11:24)。小屋を覗くと木の香り。うーん、ここに泊まりたいなー。

ここからもう一登りしたh=2086まで上がり、シールを剥がす。

しばらく迷ったが、谷の方へ滑り込む事にする。10年以上昔、GWに白山オートルート山スキーをやった時に下った事がある。難所があった記憶が無いので行ける!クロックスは林道を歩いて回収しよう。

上部からは緩やかな谷が広がり気持ちよく下っていく。

と谷が狭くなった所で水音が!?ゲッ滝だ!

仕方が無いので少し登り返し、小尾根を乗り越して隣の谷へ。こちらは雪が繋がって見えた。

バックステップで下って行くと第1の滝は無事に通過。しかし第2の滝が!!こちらは脇の斜面を雪を繋げてなんとか下る。そして第3の滝!!!崩れかけたブロック雪に足を伸ばしてなんとか下る。

フー、ヘトヘトです。

あとは岩間温泉まで滑り、板を脱ぐ。

下りの林道は雪崩れた跡などがあって苦労しながら歩いて行くと、山崎旅館の手前で大崩落に遭遇!!山の斜面が100mほどそんぐり落ちている。「ひゃー!」

仕方が無い、巻くか。と崩落脇の金網とワイヤーを伝って登り、そのまま楽々新道の登山口までヤブを漕いで上がる。これでサンダルも回収できた。

下山は導水管脇の階段を使わずに林道を下る事にする。こちらの方が上りは無いが、道程が長くなるのでどちらが良かったかは微妙。

18:14 クタクタになって車に帰着。


昔の記憶で谷に行っても大丈夫と判断したが、これが大失敗。滝場の通過と林道斜面の大崩落のお陰で、大幅に時間がかかってしまった。反省です。

4:25 ゲートを出発。

5:01 丸石谷の導水管脇の階段を登る。最初はトンネルです。

5:19 ちょっと急な階段を上がると林道にでます

6:03 楽々新道の登山口。最初は登山道が分かりにくい

6:47 ヤブに板が引っかかって疲れます

7:46 雪が繋がりました

9:15 薄っすらとスキーシュプールが分かります?

10:59 ようやく気持ちの良い広尾根です

11:24 ふと横を見たら小桜平避難小屋がありました

12:01 大変に滑りやすい広大な斜面を振り返ります

12:06 あれ?水音がするぞ・・・

14:05 3連の滝を振り返ります。ギリギリ雪が繋がっていて下れました

14:07 あとは岩間温泉に下っていくだけ

14:23 岩間温泉の源泉。露天風呂にもお湯がありましたよ(泥が溜まってましたが)

14:43 いつもの崩落地点。ルートは生きていました

15:24 大崩落!!(復旧できるの??)高巻きしないと帰れない

18:14 林道を歩いてゲートに帰着